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とんぼ玉作家ガラスのさかなの「タワゴト日記」

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工房の台風対策と、看板

 工房の台風対策、方向性を決めました。

 シャッターを付けたかったけど、難しい。
 防犯ガラスも考えた。
 そうなって来ると、同時に、泥棒対策も、できてしまうのでは?と思った。
 でも、費用が、かなりかかる。
 シャッターほどの、安心感は、結局ない。

 悶々としていたのは、工房の看板問題を、同時に考えていたこともあった。
 入り口のドア、上半分が型ガラスが入っていて、これを透明のガラスにして、サンドブラストを入れてもらおうと思っていて。

 台風対策というなら、このガラスも、丈夫にしないと意味ないなあって、思った。
 防犯ガラス、サンドブラストを入れられるはず。
 2.5ミリのフロートガラス2枚が、真ん中の特殊なフィルムを挟み込んでいる。
 普通の窓が、3ミリのフロートガラス1枚だけなので、ブラストしても、ずっと強いはず。

 なんて。

 で、散々考えて、シンプルな方法を思いついた。

 板を打ち付けるなら、台風が接近するよりずっと前。
 でも、板で覆って部屋が暗くなると、変にスィッチが切れて、お仕事モードではなくなる。
 いつ打とうか?そう考えるとソワソワ。
 台風の度に、これじゃ、やってられない。

 沖縄では、シャッターがない所も意外と多く、ネットを巡らせて、飛来物を、やんわり受け止めるんだとか。
 沖縄らしいかも。
 テーゲーな気質にも思えるし、受けもめ方も、やんわり。
 確かに、以前ニュース映像で見たのは、キチキチではなく緩めに張られたネットが、暴風でそこそこ激しく揺れているシーン。
 ネットは、風を通すので、ネットその物が引き千切られにくい。
 緩めに張ってあることで、力が一点に集中しないで、ネットに当ってから、止まるまで、少し距離を進む。
 同じエネルギーでも、力積という考え方をすると、強く反発する力で、短い距離と時間で止めるか、そこそこの力でやや長めの距離と時間で止めるか、どちらでも、飛来物は止められる。
 沖縄的なのも、合理的だ。

 でもでも、何かなあ。
 がちっと、守りを固めないと不安な私がいる。
 それって、板やシャッターごと、引き千切られるんではないのか?
 何か、人生に通ずる物を感じるかも。(笑)

 とまあ。
 シャッター、雨戸、目隠し可動ルーバーという面格子、防犯用面格子、防犯ガラスへの入替え、等々、散々考えて、行き詰まった。
 シャッター、雨戸、目隠し可動ルーバーは、建物そのものの下地からやらないと無理。
 面格子では、中途半端で、不安。
 防犯ガラスも、結構費用がかかる。

 で、まだしつこく考えていると、閃きが来た。
 そこに至るまで、もう一段階、考えたことがあって。あ、長くなるので、割愛します。
 そうだ、台風前だけ、ベニヤ板ではなくて、ポリカーボネートの板を、打ち付けるなり、うまくはめ込める仕組みを工作するなり、すればいいんやん。
 ベニヤ板、薄いと弱いし、厚いと重くて、打ち付けているところに負担が掛かる。それに、部屋が暗くなる。
 ポリカーボネート、けっこう、薄くても丈夫。
 いち早く対策しても、室内が明るい。
 さっさと対策して、そのまま働けるやん。
 日常的な泥棒対策は、ほぼしないで、貴重品ありません感をアピールしよう。

 ああ良かった。
 価格対効果は、クリアしてるかも。
 そもそも、財政難なのに、どこまでもお金をかけるなんて、分不相応ってもんたわ。
 それに、面格子とかつけると、開放感がなくて、何か息苦しい。
 看板を付けるのも、開放的な気持ちで、ウェルカム感を出して、生徒さん募集をしようと思ったからで。
 守りに入りすぎると、矛盾してる気がした。

 と、解決したところで。
 楽しく看板案を考えよう。
 道沿いに、ちゃんと看板屋さんに作ってもらった看板。
 工房入り口にも、大げさすぎないサイズのを、看板屋さんに作ってもらい。
 ドアのガラスには、サンドブラスト。
 入り口に、園芸用枕木で、もうちょっと大きくてしっかりしたステップを置く。

 今度こそ、表から見て、分かる教室にしよう!
 今まで、こんなんで、よく来たよね。
 そう。
 もっと、オープンマインドで、繋がりたい。
 まずは、見た目から。(笑)

# by glass-fish | 2018-09-07 12:59 | とんぼ玉教室

台風21号、過ぎ去りました

 数年前、フィリピンに、超大型台風が上陸したことを、覚えておられるだろうか?
 その規模の物が、やがて日本に来ても、何ら不思議はないという話があった。
 今回、海水温が高く、大きく発達しやすい条件がそろっていた。
 気圧配置の関係から、ほぼ、真南からやって来る。

 通常台風は、陸を通る時に、山に当たって雨を降らせ、それによって、勢力が衰える。
 が、海水温が高ければ、そこから蒸発する水蒸気でエネルギーが供給されるため、威力が大きくなる。
 今回のように、ほぼ、陸を通らないコースで上陸されると、ホンマにフィリピンのようなことになりかねない。
 しかも、足が速い分、風が吹く時間は短いけど、瞬間的に吹く風の威力は、その分増幅されかねない。

 いよいよ来たと思った。
 それは、今回ではなく、20号の時に。
 大きい。
 しかも、陸地をほぼ通らず、紀伊水道を抜けて、直撃してくる。
 こないだ、既に震え上がっていた。

 そして、今回は、それよりも、ずっと勢力が強いんだ。
 どうしよう。
 暴風で、避難勧告が出たら、母を連れて、どこへ避難したら良いんだい?
 刻々と、近づく台風の、時刻をずっとチェックしていた。
 予報円が小さいので、時刻が読めてきた。
 母が、病院で透析を受けている間が、最も強くなるらしい。
 が、行きに暴風が強くなっていたら、朝から、母を連れて病院に行って、一回のラウンジで、台風をやり過ごそう。
 私自身が動けなくなったら、病院のラウンジで本でも読みながら、通り過ぎるのを待とう。
 でも、木造家屋の自宅に何かあったら、ランをどうしたら良いんだろう?
 悶々としていた。

 そのせいか、月曜の午後、うっかり左折で出た時に、バスの前に割り込んでしまい、7000円と2点と、さよならする羽目になってしまった。
 こんなにビンボーな、ヨレヨレの自営業を、こんなところで捕まえるなよ!
 こんな小ネタで、たまたまお巡りさんが見てるなんて、運が悪すぎ。
 しかも、縄跳びでも入るのが苦手だった私は、日ごろは、かわいそうなくらい、待って待って、のろのろと出る人なのに。
 いっつもこんな運転してたら、そのうち事故するとか、言われるし。
 エエ、エエ、妨害したのは事実ですよ。
 日ごろ、あんなにトロくて、ノンビリなのに、しょっちゅう前に割り込まれているのに。
 口は回るけど、運動神経は、めっちゃ残念なことになっているというのに。
 私の日ごろの運転を、そりゃよくご存じで。
 も~どうとでも言うてくれ。(TT)
 ま、そんな7000円、厄払いだと思って、くれてやる!
 って、速攻で払ってきた。
 ああ。(TT)

 とまあ、そんなこんなで。

 今日、午後2時ごろに、台風21号は、神戸あたりに上陸したらしい。
 その1時間前、午後1時ごろには、ウチの近所に暴風域がかかり始め。
 午後3時ごろには、ウチの近所よりも、少し東を中心が通過したらしく。
 午後4時ごろには、かなり北に抜けていた。

 今日は、母の透析日で、午後1時ごろに、ワンボックスタイプの送迎車のお迎えが来る。
 で、すぐ近くなので、5分後には、もう病院に入ろうかとしている感じなんだけど。
 病院に電話して、1時間前に、母を私の車で送って行った。
 ↑母の預金で、車いすの乗る中古のタントスローパーに買い換えたのだ
 まだ、強風域の中で、雨もそんなに強くなかったから。
 トイレも済ませていたので、病院で1時間長めに待っていてもらうことにして、家に帰った。
 透析終わりの予定が、5時半ごろなので、その頃には、台風は去っているはず。
 ただ、ウチの庭が、じゅるじゅるなので、小回りが利いて玄関先に寄せやすい私の車でお迎えに行くことにして、それも、病院に伝えて置いた。
 で、お迎えの頃には、台風が去って、すっかり静かだった。

 母を迎えに行く直前、すぐそばの工房に寄って、前回雨漏りしてしまったか所や、窓ガラスをチェックしたけど、異常はなかった。

 今回は、ホンマに何事もなくて良かった。

 前回、20号は、姫路付近に上陸した。
 今回、21号は、神戸付近に上陸した。
 このコースが、運命を分けたらしい。

 前回の方が、台風自体の威力は弱かったけど、コースの違いで、前回の方が風がきつかった。
 加古川の生徒さん、神戸市西区の生徒さん、小野に住んでいる私。
 みんな、風が強くて怖かったと言った。
 家、揺れたもんなあ。
 夜中だったけど、目が覚めて、本当に怖かった。

 前のは、台風の中心より、私たちの地域が、すぐ東側だったのだ。
 台風がすぐ西にある時、台風から吹き込む風は、すぐ東では、南から北向きに噴き込む。
 台風の進路自体が、北北東、ほぼ北に向かっているので、南風が増幅される。

 今回は、神戸に上陸して、ウチの地域のすぐ東を通った。
 台風の中心より西側の私たちの地域は、台風がすぐ隣にいるとき、台風から吹き込む風は、北から南へ噴き込む風になる。
 台風自体は、北北東に向かう。
 なので、打ち消し合う形になる。
 厳密に言うと、北北東に向かうということは、西から吹く風も、少し強められる。
 通り過ぎてしばらくして、やや西風が強く吹いていた。

 というか。
 今回は、3時ごろ、どうも、大きな台風の目の中にすっぽり入ったのか、やけに静かだった。
 勢力が大きい分、目も、大きかったのかも知れない。
 むしろ、暴風域に入った直後、母を送り届けた後、家に帰って来てほどなくした時に、一回、強い風が吹いて、家が揺れた。

 さて。
 過ぎ去ってみれば。
 大阪が大変なことになっていた。
 目より少し離れていて、中心より東側のエリア。
 しかも、今回は、北へ向かうスピードも速かったので、きっと、その分、強かったんだろう。
 向かいのビルから飛んできた看板が、ユニクロのウィンドウに突き刺さって、ガラスが割れていた。
 が、真ん中にかなり大きな看板が激突していたけど、一枚丸ごと粉々になっていた訳ではないので、それなりに飛び散らないガラスが入れてあったのかも知れない。
 あれを見ると、工房の窓に、板打ち付けたくらいでは、アウトかなあと思う。
 車も横転しているし、足場も崩壊しているし。
 威力の強さに、来る前からビビッていたのは、きっと大袈裟じゃなかったんだと思う。
 コースが少し、東にそれてくれたおかげで、この辺は助かったんや。

 工房に関していうと、南からの風がもろ当たる窓が一枚ある。
 工房を立てた当初、南に何も建物がなくて開けていた時、開放的だったけど、怖くもあった。
 今は家が建てこんだけど、その窓と、相方の位置の窓を開けると、そこが風の通り道(ダイビングで言うとカレントやな)になっていて、良い風が抜ける。
 南から来る台風では、けっこう、弱点になるかも知れない。

 とりあえず、今年中に、対策します。
 後は、自宅。
 木造家屋なので、丸ごとべきべき飛びかねない。
 特に、私の部屋がある方の建物は古いし、細長い。
 シャッターが、一番南の窓一つについているだけ。
 飛散防止フィルムが売り切れていて、窓4つには付けたけど、あと1つはまだ。
 ああ。
 どこまで?
 ダメなら、避難かしらん。
 でも、ランは連れてはいけないのだ。(TT)

 でもなあ。
 母連れて、どこへ避難したらエエねん。
 夜なら、ベッドがないと、地べたに寝たら、車いすまで起き上がるのが困難。
 夜中にトイレに行きたくなった時、他の人の力を借りないと、地べたにお布団で寝たら、車いすに座らせることができないんですよね。
 で、車いすが入れるトイレが必要。
 しかも。
 割れにくい窓のある、台風に安心な避難所が、果たしてどのくらいあるのか?

 本体がコンクリートで強固な建物なのに、ガラスがちゃちくて残念!
 なんて、中途半端に使えない設備ってことやん。
 ウチの近所は、水害での避難は必要ない。
 なので、地震の後か、台風の最中。
 どっちにしろ、ガラスがちゃちくては、使い物にはならないってことやもんね。

 そうだ。
 個人的に知りあいになった市会議員さんに、避難所のチェックをお願いできないかなあ。
 古い町から出てないので、しがらみがなくて、自分の町内以外の問題でも、ちゃんと話を聞いてくれると、従姉が言っていた。
 ウチの近所だけじゃなくて、市内全域の避難所。
 とか、思いつきはするけど。
 いざとなると、億劫。
 ↑おいおい

 とりあえず、家と工房、できる対策はしようと思う。
 ↑工房には、相当壁をやり変えないと、シャッターはつけられないことが、既に判明。
 ↑↑他の方法を考えます


 前回の20号の時、母は、やけにしんどいと言っていた。
 父は、台風が近づいてきて、状態が悪くなり、激しく嘔吐を繰り返して、それで亡くなった。
 台風が来ると、何かある。
 気圧が下がるせいで、古傷が痛む人もいる。
 気圧がさがると、血管が拡張して、血圧が下がるのか。
 血圧が下がっても、健康な人なら、拡張した広い血管の中を、十分な血流があれば、隅々に循環する可能性がある。
 血管が硬い場合、血圧が変に下がると、末端部やら、他の場所でも血流が行きわたりにくい個所があったとしたら、そこへの血流が下がるんじゃないだろうか?
 まあ、父が亡くなって以来、台風は、何かある気がして、体力面でも嫌なんです。
 今回は、母、何ともなくてよかったです。

 それにしても、弟の会社。
 認識、甘すぎやな。
 コースがずれてたら、危なかったと思う。
 危機管理能力が、疑われるってもんやわ。
 ぶつぶつ。

 いやいや。
 公務員の生徒さん。
 いつ呼び出されるか、ハラハラするって言うてはったけど。
 公務員とはいえ、首長、もっと、公務員自体の安全を、守って欲しいもんですよ。
 住民のために尽くすにしても、本人に危険あるのは、NGでしょう。

 ま、クレーマー体質のリケジョ崩れは、うるさいんです。
 すみません。


# by glass-fish | 2018-09-04 21:56 | 日常

台風対策・・・・・・

 台風対策、何とかしないと・・・・・・

 前回の20号の時も、工房の窓に板を打ちつけたんですけどね。
 今回も、それだけはやろうと思う。

 だけど、そんなんで、間に合うんやろうか?
 風速55m/sで、最大瞬間風速75m/sって。
 工房そのものが吹き飛ぶんじゃないだろうか・・・・・・

 自宅もどうかと聞かれたら、何ともはや。
 で、心配になって、避難所を調べた。
 まあ、そうやな、公民館か小中学校。
 公民館を、見に行ってしまった。
 夜中に。
 ↑けっこう、ランの散歩で、おそい時は、そんな時間も歩いていたりするので、いつも通りともいう
 公民館、ガラスだらけ。
 厚みは結構あるけど、風にあおられて物が飛んできたら、割れるガラスだと思う。
 費用をかけても、もっと良いガラスを入れておくべきじゃないんだろうか?
 台風で避難していて、ガラスが一か所割れたら、目も当てられない。
 仕切りのない空間やしね。

 ランを置いているコンクリート土間の周辺も、ガラスだらけ。
 どこに置いたらエエんやろう・・・・・・
 現代の生活って、ガラス多いなあ。

 こないだの台風の時に、工房の窓に板を打ち付けたら、中が暗くて、電気をつけても、細かい物が見づらくて、仕事どころじゃない感じだった。
 しかも、板を打ち付けるのに、やたら時間がかかった。
 ホンマにがっかりした。
 どこまでも備えるのは無理としても、ここまでやっておくだけやっておこうと考えた時、雨戸やシャッターが付いているなら、そろそろヤバいなで、ガラガラだけで済むのに。
 こんな手間、かけるのやだって、本当に思ったので、まじめに対策を考えていたんですけどね。
 今回は間に合わないとしても、その後に、ホンマに、防犯と防風を兼ねて、ちゃんと対策をします。
 今後台風の度に、右往左往はごめんやもんね。

 それにしても、母、どうしよう。
 火曜の午後に透析なんですけど。
 その後の介護施設でのお預かりは、きっと、無くなると思う。
 不要不急の外出ってさ。 
 透析は、行かない訳には行かない。 
 強くなる時間に、帰ってくる感じ。
 もう、そのまま、病院に一泊させてくれないだろうか・・・・・・(^^;
 なんて、アホなことを考えたりするのだった。

 あれ、後何に備えるんだったっけ。
 ああ、何ごとも起こりませんように。

 でも。
 こないだのが、風速30m/sで、今回は、風速55m/sってことは、風速で、1.83倍。
 ってことは、エネルギー換算なら、2乗するんだっけ?
 およそ、3.3倍?
 合ってる?この数字。
 ホンマに、身の安全だけ何とかして、その後のことは、そのあと考えるしかないやんなあ。

 備えるの、好きなのか?って言われると。
 ほら、一回、丈夫にしておいたら、その後安心やん。
 都度都度、右往左往するの、やっぱり、効率悪いやん。
 ホンマに、何事も起こりませんように。


# by glass-fish | 2018-09-02 00:35 | その他のタワゴト

テレビを見ていて、もやっと・・・・・・

 最近、午前中にワイドショーを見る時間、家にいることが多く。 
 母の透析日は、午後一に、母を送り出して、そこから夜まで仕事をしていて。

 ここの所、ワイドショーネタで、もやっとしたのは、体操の暴力とパワハラの話かなあ。
 まず、コーチが、再三、こんな指導(暴力を用いた指導)をしていたら、海外から呼ばれなくなるよと、周囲の人から注意を受けていたらしい。
 コーチと宮川選手の本人が了解していたら、暴力OKって話ではないし、2人の問題ではない。
 例えば、親子間の虐待や、夫婦間のDVでも、それを見せられたことで、見ている人の心にも傷が残るというので、周囲にも迷惑なんだという認識っていうのも、要ると思う。
 そこも、誰か、言って欲しいところですが、そういう表現で、まだ聞かない。

 でも、最初に、コーチの資格無期限停止で、練習場にも出入り禁止、今後は他の指導者を付けるなどの対応をするという、最初の一報を聞いたときに、対応、難しいかもなあっていうのも思った。
 虐待で、親子を引き離す時も、子供は、親といたがる。親にすがる。
 DVがある夫婦でも、「それでも優しいの」と、虐待される側が言う。
 関係を壊すことだけが目的ではないはずで、今の関係のゆがみにお互い気づいて、良くないところは改善するという道もあるだろうし、それでもだめなら歪んだ関係によって不幸になるのなら離れるしかないという可能性もある。
 そういう意味では、暴力を用いた指導でも、簡単に引き離して、他の人を当てがって、はい解決とはいかないんだろうなあって、思った。
 実際、これまで築いて来た関係というのは、けっこう大きいだろうし。
 コーチに対して、きちんと教育をするという方法だってあるしなあ。それも、簡単じゃないだろうけど。
 東京オリンピックまで、時間がないことを思うと、こんな形で、元のコーチと引き離されて、新たな人と、一から信頼関係を作ることも、なかなか難しいだろうと思った。

 それだけに、今回みたいな、無期限資格停止、練習場に出入り禁止なんて、かなりの介入をする以上、相当の覚悟で、介入したんだろうと、私は思っていた。
 もちろん、宮川選手の記者会見での反応も、想定内だろうと思っていた。
 それを踏まえても、彼女にとってより良いケアをするだけの気構えがあっての措置なんだろうと思っていた。

 違ったらしい。

 塚原夫妻の対応のお粗末さが残念だった。
 71歳と70歳の、経験豊富な指導者が。
 18歳の現役選手に、「名誉棄損」なところもあるなんて、対決姿勢を示すなんて。
 おっさん、お粗末すぎ。
 大人社会は、結果責任。
 言った言わないとか、そんな議論じゃない。
 彼女に伝わる言葉を、ちゃんと選べたのか?
 介入したことが、ちゃんと良い結果になって返って来るだけの努力をしたのか?
 結局、選手を一人つぶしてしまう結果になってしまったとしたら、副会長の名折れじゃないのか?

 そもそも、コーチも、選手のため、自分自身のためを考えたら、暴力を用いた指導が、こんな結果になると本当は早く気づいて、改められたら良かったんだろう。

 ま、どんな世界でも、理想的すぎる場所はない。
 私が若い頃施行された「男女雇用機会均等法」があるということは、とりもなおさず、男女の雇用機会が均等であれば、そんな法律は要らない、機会が均等ではないんだよと言う現実があるからこそできたんだよってことだから。
 どんな組織でも、いろいろ、叩けばホコリは出るだろうから、こうだったら良かったは、あくまで理想論。
 ただ、理想論から言うと、自分の対応は、ちょっとどうだったのかなあと、テレビに向かっていえる冷静さがないと、それが、全国放送されてしまうと、カッコ悪いよねえって、思った。

 どっち?
 と言われたら。
 コーチも、お粗末だった。
 そして、安易に介入した塚原夫妻もお粗末だった。

 宮川選手の感じたパワハラも、きっと、何かの真実は含んでいるんだろうな。
 大人もね、けっこう、経験積んでても、未熟だし、バカなんですよ。
 ↑私含む

 塚原夫妻って、本人もすごい選手だったって話で。
 息子さんも、かつて、イケメンの選手だったよねえ。イケメンの息子さんは、現役選手の時、取材を受けていて、体脂肪率3%だったか、7%だったか。
 なので、風邪をひきやすいので、実のおばさん(伯母?叔母?)が、栄養士なので、風邪をひかないように栄養面でのサポートをしているという話が、印象的だった。
 わー、サラブレッド?って、思った。当時。
 実力も、ルックスも、天は二物を与えるんやねえって、思った。

 体脂肪率低すぎたら、やっぱり風邪をひきやすいんやね。
 会社員時代の知人で、トライアスロンをしていたアスリートが、そうだったので、そこ、めっちゃ印象に残っていましたとさ。
 ↑当時、いや、それ以降も、私は風邪をひきにくい人だったもので
 ↑↑そりゃもう、立派なものを蓄えていましたから(^^;

 介入の後のサポートは、やっぱり、足りてないと思う。
 急に指導者を失って、どっちを向いて頑張ったら良いか分からなくて。
 指導者に対しても、情が移っているので、あまりの措置に相手のことも心配。
 自分自身も不安。
 眠れない。
 当然だと思う。
 早く、ちゃんと解決したらいいよね。
 結果はどうあれ、全力でぶつかれる環境を、整えてあげて欲しいです。


# by glass-fish | 2018-08-31 11:10 | 日常

梅田で女子会

 久しぶりに、梅田で飲みました。
 めっちゃ、楽しかったです。

 女子会といっても、2人ですけど。
 かつてのロペックスから割と近い、居酒屋さんで。
 このあたりは、大阪駅周辺と違って、お店は変わっていても、街の作りはあの頃のままで、懐かしかったです。

 ああ、あのころから、間もなく24年が経とうとしている。
 そんな感慨とともに、楽しく飲んで来ました。
 でもきっと、年は重ねても、人って、心の中は、経験値でちょっと賢くなれても、そんなに変わらないものなのかも。
 ふと、そう思いました。

# by glass-fish | 2018-08-26 22:00 | 日常