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とんぼ玉作家ガラスのさかなの「タワゴト日記」

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これは!

 さて、晴れて、確定申告も終わり。
 祖母も、すたすたと言わないまでも、ほぼ復活し。
 ↑1人で、すたすた歩かれると、それはそれでキケンもあるし
 パソコンの前から開放されたせいか、私の腰も、復活しました。

 さて、本題ですが。

 昨日、こんなデモが行われることを知りました。 
 ジェニファー・ エンフレス(Jennifer Emphress)さんのデモの記事
 で、こっちが、作家さんのページらしい。
 ジェニファー・ エンフレスさんのページ

 ああ、来た来た!
 って、ガラス好きオバサンは、思った。

 とんぼ玉の教室が、日本で初めてできてから、多分、27年くらい。
 とんぼ玉を自分で作る人が、増え初めてから、多分、10年余り。
 ステンドグラスを習いに通っていたロペックスで、壁に並んでいるガラス棒(モレッティ)に、心ひそかに、憧れを感じていたあの頃。
 ↑14年位前になりますか、もう(^^;
 それから、バーナーを始めて。
 それでも、手が出ないと思っていた酸素バーナーを使うようになって。
 その頃でも、酸素の充填の費用が痛くてたまらなくて。
 そして、ジェネレーターが登場した。
 そうして、酸素バーナーが、かなり身近なところへやってきた。
 ボロをやる人が増えてきた。
 漠然と、ボロの世界でも、表現が広がっていくのは、まだまだこれからだろうなあと、3~4年前に思った。
 全く、めまぐるしかった、この十年余りだと思う。

 そこで、ジェニファーの作品、登場。
 とてもすばらしいと思う。
 多分、彼女も、頭の中にあるモチーフのイマジネーションが、美しくて鮮明な人だと思う。
 礒野さんの作品を見たときにも、そう思った。
 もちろん、ガラスというような素材を扱うには、イマジネーションを形にする、基本的な技術力の習熟度は、必須だと思う。
 と、そんな作品が、この世に現れ始めた。
 多分、これは、序章にすぎない。

 置いてかれたらどうしようっていう焦燥感と共に。
 やっぱり、どんなにあがいても、世の中は動いていくんだなあという感慨と。
 きっと来るだろうという、自分のざっくりとした推測が当たっていたことへの満足感と。
 もっと見てみたいという、ガラス好きな純粋なワクワク感が。
 気持ちの中で入り混じって、またもや、変なモードにスイッチが入っている。

 とても詳細な模様のインサイドアウトは、ボロのブローの技術の上に実現した表現。
 でもね。
 本来、ボロの大きな特徴の一つが、立体に強いこと。
 だから、この、まだあまり誰も手を出していない、バリエーションが試されていないところに、無尽蔵の可能性が埋まっている気がした。

 この流れの背景には、道具の発達と、色ガラスのバリエーションが増えたことなどの、環境的な要因がある。
 多分、多方面へ、いろんな作品を作る人が出てくるんだろう。
 ボロを使う環境にない、そんなケースもあるけど。
 じゃ、いざ、サタケで立体を作るとなると・・・・・・
 熱の管理の話は、まるいとんぼ玉に仕上げるよりも、ハードルは高いと思う。
 でもなあ。
 やれば出来ないことじゃないもんなあ。
 環境的な縛りがあることで、サタケでやってしまおうっていう方向に行っても良い訳で。

 それらが、どのくらいの時間のスケールで起こるのかは、分からない。
 思った以上に早いかもしれないし、やはり、技術の習熟にかかる時間分、じっくりと時間を掛けて起こるのかもしれない。
 ただ、安定的なまるい形を作るところから、次への展開が、きっと起こるんだろうなあ。

 遅れるとか遅れないとか、思ってみても。
 まるい作品で、試行錯誤しながら自分なりの物を作るにも、時間がかかることで。
 あれもこれもと欲張ると、返って収拾がつかなくなったりもするわけで。
 立体だろうと、まるかろうと、自分が作りたいものに向かって、じっくりと作るしかないわけで。
 それには、手だけを動かしてれば良いってものでないだけに、時間はかかる。

 だだねえ。
 透明なまるい塊の中に、作った世界と、その塊を飛び出した世界が融合した作品が作れたら、どんなに楽しいだろうなあと。
 また、頭の中を妄想が巡るのであった。(^^;
 ああ、いつか、作ってみたい。
 ↑でも、明日もまた、塊の中を作るねんけどね
by glass-fish | 2010-03-07 00:53 | とんぼ玉・ガラス