さて。
本日のネタは、「怒り」です。
↑こないだのバッグに引き続きやん(^^;
それは、「アーモンドトースト」。
ずっと前のケンミンショーで、姫路エリア限定として紹介されていた、喫茶店のモーニングのメニューで、めちゃ、美味そうだった食べ物。
バターに、アーモンドパウダーや、アーモンドの荒く砕いたもの、グラニュー糖、他何品かを、入れて混ぜて、「アーモンドバター」なるものを作り、それをパンにたっぷりつけてこんがり焼いてから食べるというの物だった。
これは、各喫茶店で作っていて、喫茶店では、アーモンドバターを売っていたりするんだそうだ。
先日、忘れかけた頃に、近所のスーパーで、「姫路アーモンドバター」と書かれた、テレビで見たケースそっくりのものに入れられたものが、売られているのが目に入った。
速攻買った。
食べてみた。
「え?」
はっきりいって、感激はなかった。
期待していた味ではなかった。
500円も出したのに。
で、すぐに気づけ!私!と思うのだが。
しばらくして、バターの味が全くしないことを不審に思った。
さすがに、スーパーに並べる以上、原材料は書かなアカンのやな。
やっぱり。
一番にかかれている(つまり一番たくさん入っている)原料は、マーガリン。
そして、くまなくチェックしても、バターの文字は、見えなかった。
そりゃそうやろう。
嗅覚の鋭い私が、全く、匂いを感じなかったんだからさ。
ここで、ひとつ書いておくことがある。
私は、食いしん坊だが、そんなにグルメではない。
なぜなら、祖母や母が、間違っても料理上手ではなかったため、標準的な味付けであれば、ほぼ、何でも食べられる。
↑パセリ以外なら
学校給食で、まずいと思ったのは、ワカサギフライ(子供には、内臓が苦くて苦痛だった)だけで、大しておいしくないのにまた出たかと思ったのが春雨スープで(醤油と青菜が煮詰まった匂いに、醤油と青菜がかわいそうだった)、それ以外は、全部おいしくいただいておりましたとも!
この怒りは、ひとえに、期待感と現実の落差の大きさにある。
給食には、給食なりの期待しかしないもんね。
私の怒りポイントの順位は、こんな感じ。
①姫路のアーモンドトーストって、長く続いた地域の文化なのに、このパチモン(偽者)が、その文化を冒涜してるんじゃないのん?
②販売元の仕事人としての姿勢にがっかり
③消費者の味覚、舐めとんか!
以下、①~③より、ずっと怒りレベルの低い怒り
④く~、金出して、美味くもないトランス脂肪酸入りの食品を買ってしまった・・・・・・
↑体に悪くても食べたい美味い物は、目いっぱいおいしい顔で食べようというのが私のポリシーなのだ
⑤残りのを捨てるには勿体無いが、どうするねん!
とまあ。
そんな訳で。
一つ、疑問なのは、姫路で売られているアーモンドバターのクオリティは、ホントに揃っているのか?バラツキがあるんじゃないか?ってところ。
もしかして、バターが入っていないアーモンドトーストも、どこかに長らく存在している可能性はあるといえばある。
全てがすばらしかろうというのは、幻想の可能性はあるにはあるのだが・・・・・・
そりゃさ。
喫茶店が、自分とこで作って売るのと、スーパーに卸すんでは、かけられる原価が違うってことは理解できるが。
こんなおいしくもない物を売る意味が分からん!
だったら、ちゃんとしたものを作って、喫茶店で売っているのより、量を減らすか、価格を上げればいいじゃん。
嗜好品なんだからさ。
何でわざわざ、姫路の外側の人に、おいしくないパチモンの味を、アーモンドバターとして、紹介してしまうんだか。
製造元のポリシーは、理解不能。
だって、こんな味じゃ、長続きしない。
1度食べたら、2度は買わないもん。
ブームに乗って、一瞬儲けたと思っても、このセコさと社名をリンクして覚えられるとすると、長い目で見て、良いことなんてないと思うんだ。
↑覚えたもん、私
大体、その製造元が、姫路市内にあるところが、また、嫌やわ。
製造元の販売を決定した人、味覚、大丈夫なん?
自分自身のことを省みて、どこまでやねんと言われると、どうなんやろと思うけど。
私は、せっかく誰かに手に取ってもらうものを作るなら、落胆なんか、されたくない。
何か、喜んで欲しい。
そこは、こないだのバッグ屋に対する怒りと共通する。
貧すれば鈍するっていうんでしょうか?
不景気やからって、世間に閉塞感が満ちているからって、自分から、いろんなものをつまんなくしなくっても良さそうなもんだと思うんだけど。
そんなこんなで。
ここで社名は書きませんけどね。
みなさま、姫路の外で売られている「姫路アーモンドバター」500円の原料には、くれぐれもご注意下さいませ。