昨日、教室が終わった後、散歩に行きたがるランちゃんを放って置いて、コタツで寝てしまった。
とりあえず、ギリギリ、明るいうちに散歩が出来るくらいのタイミングで、散歩に出発!
それにしても、やや霧がかかっていて、歩いていると、前髪が濡れる。
夕方だというのに、足元の草は、露だらけで、靴が濡れる。
「出そうやな」
と、つぶやいた私。
それにしても、帰り道の最後の方は、すっかり暗くなっちゃって。
霧のせいで、暗くなるのが早い感じ。
わ、出た!
そう、キノコが出そうな気がしたんですけどねえ。
まさか、キヌガサダケとは!
暗がりの中で、たまたま、何か白いものが見えた。
↑通常は、ゴミのことが多い(^^;
頭のところに、まだ、幼菌の幕をかぶったままだ。
ふっふっふ。
こないだの、ポッキリ折れた、可愛そうな子に引き続きなので、2号と呼んでおこう。
ちなみに、こないだのかわいそうな子は、ナメクジに食われてました。↑
仮に、1号と呼んでおこう。
2号君が、開ききっていないので、気になって、数時間後、覗きに行った。
わ!
もう一本ある!↑
びっくりでした。
こっちの方が、きれいに開きかかってますよ。
レースの部分は、まだ、外側に折りかえって、2重になった状態です。
という訳で、この子は、3号。
で、今日なんですが。
ちょこちょこと見に行っているとね。
開いてきましたよ、3号くん。↑
あれ?
違う向きから眺めてたら、他にも、キヌガサタケが!
この子は、蔓やら葉っぱやらが絡まった、その下から出ようとして、出られなくて折れてしまったらしい。
う~ん、開いていたら、立派な子になっていただろうに、残念。
このかわいそうな子は、4号くん。
ふと見ると、4号くんのすぐそばに、小さな子が。
5号くん!
小さいです。
でも、レース部分がちょっと乾いている。
にょきっと出てきて、ちょっと時間が経っているのかも。
おっと~!
草に隠れて、ちょっと古くなった子の残骸が。
実際には、1号くんと、にょきっと出たタイミングは、一緒だったのかも。
という訳で、見つけた順番ってことで、この子、6号くん。
いや~。
この斜面、良く出るのは知ってたけど。
ちなみに、私が写真を撮っていると、坂道を上ってすぐのお宅の奥さんが、ワンコの散歩の途中で通りかかって。
「このキノコ、良く見るけど、珍しいの?」
「ええ、キヌガサタケと言って、キノコの女王様と呼ばれてるんですよ。」
「ふ~ん」
と、一言。
コーギー君と、ご主人が、後からやってきました。
そう。
良く見るけど、珍しいの?ですもんさ。
散歩エリアでは、ここが、もっとも、キヌガサタケを良く見た場所。
次は、我が家の裏の竹やぶで。
後、2箇所は、各1回ずつ、遭遇した。
ポッキリ折った犯人も、レアだとは思ってないよな~。
思いっきり、通学通勤コースやもん。
↑例の、マムシの出た橋を通るコースなのだ
という訳で、ざっくざくの状態に、興奮してしまった今日。
あらためて、3号くんが、随分開いた状態の画像を、もう一度。
この時期、虫が少ないのか、虫はちょっとしか寄ってきてません。
でもって、キノコの本体も、涼しいせいか、長持ちです。
約3~4年ぶりの、キヌガサタケとの遭遇は、「ざっくざく」でした。
それにしても、あちこち、藪だらけだというのに、どうして、ここが多いんだろうなあ。