唐突なのですが。
先日、5月13日(日)の朝に、101歳と3日で、祖母が永眠しました。
ぷち自慢を書いていたときには、思いも寄らないことでした。
ただ、今が、そのときだったんだなあと思いました。
さすがに、ちょっと寂しいです。
痴呆が入っていたので、昔とは違いますが。
短期記憶はダメなのですが、ちゃんと家族のことは分かっていて、瞬間瞬間には、辻褄は合っていたし、会話は、おばあちゃんと孫の関係のままでした。
以前テレビで見たのですが、短期記憶がダメな場合、出来事そのものは忘れてしまうけれど、出来事の嬉しかった気持ちや、悲しかった気持ちは、ちゃんと残るんだそうです。
それを知ることで、瞬間瞬間が、無駄ではないんだなあと思って、関わることができて、良かったと思います。
側で関わることで、いろいろ感じることはありました。
老いだとか、祖母自身のことだけではなくて、何か、もっとその周辺のことも。
側にいなければ、感じる機会がなかった事かもしれません。
自宅で過ごして、その日常の延長上で、実の娘(私の叔母)に看取られたことは、本当に良かったのだと思います。
叔母も、全く予期しておらず、ちょくちょく様子を見に来るので、いつもどおりにやってきた日のことでした。
自宅で過ごせたというのは、8割がた、父の努力によるものです。
周囲の人も、少しは協力しましたが。
ホンマに、お疲れさんでした。
本当に、いろんなことを感じました。
いろんなことを、それでも、嫌な気持ちで残っているものがなくて。
周囲の人たちも、みなそうで。
そういう意味では、良い最期だったということだろうなあと思います。
101年って、やっぱり、長いなあ。