今日の午前中は、工房での、とんぼ玉教室の日でした。
昨日、奈良のデモへ行ってきた生徒さんから、いろいろ、話を聞きました。
「あの、早川さんの宇宙のマーブルは、どうやってあんなにキラキラしてるんですか?」
「分からん。銀箔で、還元してるんかなあ。デモ、どうしてはった?」
「う~ん、それが、すごいなあと思ったんですが、私の知識では、良く分からなかったんです。」
「そうか~。」
なんちゃって。
教室が終わってから、一度家に帰り、弟と、ロペックスに向かいました。
ロペックスが、今年の春に、大阪梅田から伊丹へ移転して、初めて行きます。
どんなところかな~?
ちょうど、欲しい物が入荷したので、奈良の搬入、土日月の教室と、用事が終わって、最速でいけるのが今日で。
それに、教室の後、ちょうど午後くらいで行って帰ってこれるかなあという目論見で。
山陽道から中国道に入って、宝塚ICで降りて、伊丹市内を走って。
やっぱり、大阪梅田にあったころより、格段に近いです。
板ガラスを選んで、モレッティロッドの足りない色を選んで。
注文していたアルミマーバーを受け取って。
カーボンパドルの細長いのが欲しいと、弟が言ったので、それも買って。
細長い建物の窓からは、隣の水田の稲の上を吹いて来た風が入ってきます。
「大阪よりは、ずっと涼しいですよね。」
「ほんまに、大阪よりは涼しいですね。」
夏の午後、今日は、遠くの台風の影響か、風があって、なにやらのどかな空気なんです。
「でも、梅田も、ロペックスがなくなると、ますます縁がなくて、遠い場所になっちゃいました。」
「そうですねえ。」
「梅田、めっちゃ変わったから、知ってるところもだいぶなくなったし。」
そう、梅田は、遠くなりました。
阪急梅田駅か、JR大阪駅から、一時は、人通りがほとんどなかった所へ向かって歩いて、ほとんど人が入らないレトロなJRのビルに入って、そこには、ステンドグラス用のアンティークガラスを始め、いろんなガラスが並んでいた。
多くの見知らぬ人が行き交う都会の真ん中の、ちょっとした止まり木みたいな場所とでもいうのでしょうか。
それが移転して。
そして、梅田界隈は、見知らぬ町になりました。
まあ、交通機関の乗り換えはできるけどね。
近くなったから、私たちには、便利になりました。
といっても、弟の運転あってのことですが。
東寺さんに向かうのと比べたら、高速代も、半分以下。
万が一、どうしても急遽必要なものができて、ロペックスに在庫があったら、今から取りに行きますって勢いで、行けてしまうのだ。
隣の空港から、飛行機が、轟音を立てて、飛び立った。
「タイミングが悪いと、電話が聞こえ難いのは困りますけどね。」
確かに、ここも、いろんな建物が入り組んだ場所ではある。
でも隣の一角に、小さな四角い田んぼがあるだけで、妙なのどかさが漂っていた。
帰り道。
普通に走って、1時間で帰りつきました。
やっぱり、早い!