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とんぼ玉作家ガラスのさかなの「タワゴト日記」

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ちょっと、ファンになった

 朝の連続テレビ小説、あまちゃんが、始まりました。

 と、その前に。
 前の「純と愛」ですが、疲れました。
 テーマはなんとなく分かったのですが、そこへ持って行く必然性が、良くわからなドラマだったなあ。

 今の仕事をしていると、結構、いろんなことが業績に直撃してきます。
 SARS、新型インフルエンザ、リーマンショック、東日本大震災。
 なんだか、息つく暇なく、何か、業績に悪影響を及ぼす出来事が起こります。
 尖閣で、中国人観光客が減っているというのも。
 で、こういうことしかなかったら、人は、心が折れてしまうんだろうなあと思います。
 何の後に何があったのか、はっきり覚えてないけど。
 何かで売り上げが凹んだ後に、北海道に中国人観光客が増えたり。
 教室の生徒さんが増えたり、教室の生徒さんが減った時には、ビーズアートショーで、思った以上に売り上げが上がったり。
 ずっと願っていたとんぼ玉作品集に、カメラマンさんがきれいに撮ってくださった作品が載ったり。
 がんばったところで、何か良い結果が出る、そのことで、心折れずに、また頑張れる気がします。
 この頃、本当にそう思います。
 なので、この頃、作品を見に来て下さったり、買って下さったりすることが、本当にとてもとても、ありがたいと思うのです。
 だから、きっと、がんばれるんだろうなあって。

 そんなこんなで。
 純と愛、凹むことと、うれしいことの比率が、いまいち。
 見ている側が、心折れてしまいました。
 この頃は、精神面では、昔ほどヘタレではなくなったんじゃないかな~と思っているというのに。
 それでも、見ている方の心が折れました。
 ああ。
 ヒロインの純ちゃん役の夏菜も、梅酒のコマーシャルの時の笑顔の方が、見ていてホッとします。
 ああ、やり過ぎ。
 私の中では、気持ちの中にスムーズに落ちて行かず、もやっとが残ったドラマだったなあ。
 残念。


 というわけで、あまちゃんですが。

 先日、ラジオで、「ゆとり世代」の後は、「さとり世代」だと言っていました。
 はっきり聞いてなかったけど、ゆとり世代の後で、若い方で18歳くらいまで。
 車を持たない、異性の恋人より同性の友人の方が気が楽でよくて・・・・・・
 なんでも、手堅く、無難で、小さくまとまっているみたいな。
 ある意味、堅実。
 バブルに浮かれたアホ世代よりもエエんちゃうんか?
 時代が変われば、ちゃんと堅実に戻れるってことなんだから、そう嘆くことでもないような。
 う~ん。

 そこで、浮かんだのが、「あまちゃん」でした。

 そういう時代を反映したキャラクターでもある気がしたのです。
 さとり世代の話を聞いたとき、思ったんです。
 何か、心を揺さぶられる出来事に出会うチャンスがなかったんじゃないか?って。
 バブル時代には、世の中がキラキラして見えていて、漠然と世間が浮かれていたので、ちょっと楽しそうなことがいっぱいあるように見えました。
 もっとも、幻想だった部分も大ありなので、今のゆとり世代やさとり世代の子が、バブルを知らないことが不幸だとも思わないし、私たちが見た幻想を見せてあげたいとも思わないけど。

 あまちゃんは、北の海に出会った。
 冷たいし、怖いし。
 バーチャルでない、そんなリアルに出会った。
 仕事なんて、楽なことばかりではないけど。
 都会で生きていると、人と関わること自体は、リアルだけど。
 空調の効いた建物、本数がたくさんあって時間通りにやってくる電車、などなど、いろいろ、簡単なことも多い。(難しいことも多いけど)
 田舎に行くと、出会える、御膳立てされていない環境。
 ああ、冬は、寒いんだ、しかも、最寄駅遠いし、みたいな。
 都会に生きていれば、必要のない能力がある。その代り、高度に復雑化した人間関係をかいくぐるというすごい能力が求められているという部分もあるけど。
 都会の便利さの中で必要がなかった能力も、不便な場所に行ったら必要になって、必要になったら自分の中にちゃんと備わっていることに気づけて。
 ああ、私にもがんばったらできることがあるんだなあって、別の切り口の、自分ができること、自分ができないことを見ることになって。
 知らなかった自分に出会える。
 別に、心揺さぶられることが、都会になくて田舎にあるということでもないけど。
 都会の人口が増えると、きっと、田舎って、そういう新鮮さはあるような気がする。

 そんな風に思った。
 これからが楽しみです。

 私の好きなシーンは。
 「きれいな海、おいしいウニ、かわいい電車、人はそれだけでは生きていけないんだ、みんな必死なんだ」
 過疎の町の現実を、主人公アキが感じている、そのナレーションを背景に、主人公のアキが駅のホームでケンケンをしているところ。
 なぜだか、心に残った。
 録画を、見直してしまった。

 今、ふと、あまちゃんの公式ホームページを見に行って、主人公の母親役の小泉今日子さんが、まさにそのシーンが、印象的に仕上がったいたと書かれていて。
 そうやんなあ。
 そんなわけで、私たち世代のスーパーアイドルだったけど、あんまり今まで興味がなかった小泉今日子さんの、ちょっとファンになった。
 ↑勝手に共感(^^;

 この頃、思うんです。
 自分が乗っかっているレールの外側にも、世界はちゃんとあるって。
 レールの上にいても、そのことを知っていれば、いろんな視点から、世界を見ることができるんじゃないかって。

 さて、あまちゃん、次週予告で、「やっぱり私、海女やめる」って、言うてます。
 来週が楽しみです。
by glass-fish | 2013-04-06 20:44 | 日常