人気ブログランキング |

とんぼ玉作家ガラスのさかなの「タワゴト日記」

firegoby.exblog.jp
ブログトップ

やった!

 フィギュアシングル女子の結果は、順位だけ、東寺さんに向かう車の中で、早朝のラジオで知りました。

 今日、夕方、東寺さんから帰ってきました。
 荷物を降ろし終わると、居間のテレビで、真央ちゃんの結果をかいつまんで放送してました。

 6種類の3回転(トリプルアクセルを含む)と、3回転3回転をすべて成功させて、自己最高得点で終えた。
 聞いた瞬間、胸が詰まって、滑走を終わった真央ちゃんの映像で、彼女が泣き出す瞬間と、私の涙が噴き出す瞬間と、どちらが先だったか分かりません。
 演技を、ちゃんと見たわけではなかったんですが。

 立ち上がってランちゃんの散歩に、出掛けました。
 人通りのない夜の田んぼ道、暗いのを良いことに、涙がしばらく止まりませんでした。

 トリノは年齢で行けず、バンクーバーでは悔し涙。
 天才少女と言われていただけに、もっとできる、今度こそと、切望し続けた金メダルでしたが・・・・・・

 海外の記者さんなども、おっしゃってましたが、真央が一番自分に厳しい、自分を追い詰めすぎないでって。
 天才少女だったからこそ、できるはずという思い。
 今までうまく行かなかった分、勝つために、もっともっとと、多くを自分に要求して来たことは、野心だけでなくどこか恐れや不安からという部分もあるのだろうなあと感じていました。
 もっともっとと、自分に要求して、盛り込み過ぎて、時間が足りなくなって、シーズン当初の仕上がりが遅れる。
 どんな天才も、生身なんだから、そして、大会というタイムリミットがあるんだから、要求しすぎたら、確実に仕上げるのに、間に合わない。
 ルールの中で良い結果を出すためには、自分の手持ちのカードの範囲で、戦略的にカードを切る必要があるはず。
 間に合わなければ、非現実的な理想主義者ってことになってしまいかねない。

 私自身が作品を作る時の、もっともっとという気持ちと、締切を前に、現実的に線引きをしなくてはいけないことと、重ねていつも見ていた気がします。
 もっともっとという気持ちが、次へのモチベーションになって行く。
 それは、自分でも大事にしたい。
 でも、その気持ちが先走り過ぎると、手元には何も作品が出来上がっていなくて、焦る。

 真央ちゃんは、それでも、自分の求める理想を、追い求め続けているように見えました。
 確かに、単なる非現実的とも違う、努力して積み上げてきたものも、できている。
 ただ、こなれたレベルという安心感までは、まだない。

 東寺さんに向かって、家を出発するときには、真央ちゃんの合計得点は出ていました。
 ↑東寺さんの日から、一日だけでもずれていたら、リアルタイムで見たかった
 がんばったことだけは、分かりました。

 そして、夕方。
 6種類の3回転(トリプルアクセルを含む)と、3回転3回転をすべて成功させて、自己最高得点で終えたことを聞きました。
 そうか。
 彼女は、非現実的にさえ思えた理想を、引き寄せて、掴んだんだ。
 そう思ったら、涙が噴き出してきました。
 その事実以外は、すべてどこかへ押しやられて、うれしくて、泣けました。
 やったんやなあ、ついに。

 いつの時代でも、記録は破られる運命にある。
 彼女の成し遂げたことを超える人が、いつか現れる日もあるかもしれない。
 それでも、今時点では、並みの人では、これほど多くの負担を強いられることを、成し遂げられないと思う。
 ↑素人の1ファンの推測ですが
 やっぱり、真央ちゃんはすごい。

 いつまでも色あせない、美しい作品を、残した。
 感動しました。
 フィギュアファン、やってて良かったです。

 真央ちゃんの頑張りは、たとえば、国のためにあるのではない。
 彼女の頑張りは、世界のためにある。
 彼女の作品に、心を揺さぶられる人、すべてのためにある。
 それは、どの選手の頑張りも、一緒だと思う。
 そいういものに、共感できて、幸せです。

 月並みですが。
 感動をありがとう!
by glass-fish | 2014-02-21 23:34 | その他のタワゴト