油の本を、さらに一冊読みました。
前は、「サラタ油が脳をこわす」という、アルツハイマー型認知症の側面から、リノール酸の過剰摂取を取り上げた本でした。
今回のは、「危険な油が病気を起こしてる」という、油全般の本。
前の本を読んだのをきっかけに、ネット検索で、脂肪酸のことを調べていたら、リノール酸の過剰摂取が、アレルギーなどにもかかわっているんじゃないかって、ネット上で書かれていて、ホンマかなあと思って買ったのが、2冊目。
なるほど納得。
油の見方が、変わりました。
昔、家庭科で習ったんですが。
「必須栄養素」だったか。
円が書かれていて、それが、6分割してある。
左上が、「穀類・いも類」、その下の左真ん中が、「油脂」。これは、エネルギーを作る物。
右上が、「肉魚など(タンパク質)」、その下の右真中が「海藻・小魚など(無機質)」。これは筋肉を作ったり、体の原料になる物。
そして、下の2か所。下左「緑黄色野菜」、下右「淡色野菜」。体の調子を整える物。
そんな感じのイメージが、まだ頭の隅っこに残っていた。
そう、脂肪は、エネルギー源で、燃やして消えるものだと思っていた。
だから、少々中身が違っても、燃えさえすれば、何でも一緒だと思っていた。
ちがった。
後々に聞いた知識で、コレステロールが、免疫にかかわる何かの原料になることは、薄々知っていた。
でも、脂肪は、やっぱり、燃えりゃ何でも良いってイメージが、抜け切ってなかった。
脂肪には、いろんな種類がある。
中学の理科で習ったのは、リパーゼという消化酵素が、脂肪を、脂肪酸と何だったかに分解する。
この、脂肪酸というのが、いろいろ種類があるらしいことは、家庭科で、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸は、不飽和脂肪酸で・・・・・・と習ったので、漠然と気づいていた。
脂肪は、燃えれば何でも良い物ではなかったのです!
燃やしてエネルギーになるだけじゃなかったのです。
燃やしてエネルギーになると言えば、他に材料がない時は、タンパク質だって燃やすんです。
脂肪の中には、ビタミンやミネラルと同様に、欠乏すると、病気になってしまう、必須脂肪酸があったのです。
「リノール酸」と、「αリノレン酸」です。
脂肪酸は、ホルモンの原料になったり、生命活動に欠かせない、他の物質では置き換えられない物質の原料になるのです。
そうか・・・・・・
あの刷り込みのせいで、脂肪なんて、どれだって良いから、必要な量を摂ってりゃいいと思っていた。
いや。
炭水化物を分解して、血中に浮かんでいる糖質を、どこの臓器でだったか(肝臓?)、脂肪に変えるわけで。
だったら、炭水化物を摂ってりゃ、脂肪なんて究極摂らなくたっていいんじゃないのか?
そのくらいに思っていた。
間違いだった。
そんなこと、ちゃんと、学校では教えてもらえなかったやん。
↑時代が古いからさ
今の家庭科では、どんなふうに教えてるんやろう?
知らんかった。
栄養の知識、欠け落ち過ぎてるやん。
知ってたら、ちゃんと努力できたのにいいいいいい!!!(TT)
そんなわけで、努力しようと思います。
散々、良くない食生活を繰り返してきたし、あちこち悪いところも出てきてるし。
でも、生きてる限り、良いコンディションで生きていたいし。
でも、現実を見ると、すごいことになってました。
ショックを受けずに、油を変えるだけで、今までとあんまりすることが変わらないからって、受け入れられる人は、具体的には、ウチの生徒さんで、専業主婦で、すごく真面目にご飯を作っていた数人しか顔が浮かばない。
正直なところ、まじめに対処するつもりなら、私には不可能です。
手抜きをしつつ、対処します。(^^;
そんな訳で。
今日のメインは。
油は燃えりゃ何でもいいってもんじゃなかったんだ!
でした。
まだ続くのかい?油ブログ。
まだまだ、続きます。(^^;