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とんぼ玉作家ガラスのさかなの「タワゴト日記」

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ついに、4冊目

 そう、ついに4冊目の油の本を、読んでしまった。
 「本当は危ない植物油」という本で、2013年5月発行で、結構新しい本です。

 どんなに、しつこい?
 疑問点は、とことん調べたい人だったのです。
 何事につけ、しつこいかというと、興味があることだけだったりしますが。(^^;

 前のブログで、キャノーラ油が、脂肪酸の組成が良さそう?って書いたんですけど。
 4冊目に読んだ本によると。
 脂肪酸の組成が、良いように見えたので、良い動物実験の結果を期待したが、そうはならなかった。
 脂肪酸の組成ではなく、有害な微量成分の影響と考えられるが、ラットの寿命を縮めた、と書かれていた。

 本によると。
 オリーブ油も、キャノーラ油(キャノーラ種の菜種油)も、あんまりお勧めしないそうです。

 ヨーロッパでは、地中海地方の人の方が、山岳地帯の人より、心疾患などが少ないことが知られていて、その理由が、オリーブオイルではないかと言われている。
 それ、聞いたことがあります。
 でも、著者によると、本当は、地中海地方の人は、魚介類の摂取が多いので、EPA、DHAの摂取が多いせいではないか?って、書かれています。

 油の本、最初の一冊は、「サラダ油が脳を殺す」で。
 自分自身のため。
 アルツハイマー型認知症が怖かったからです。
 それによると、リノール酸過剰摂取と、αリノレン酸の摂取不足という、割とシンプルな書き方で、書かれていた。

 2冊目と3冊目は、1冊目を買ったことで、アレルギーとの関連が、書かれていて、そこが知りたくて買ってみた。
 これは、花粉症の身内のため。
 でも、本が古いせいか、アレルギーとの関連は、明確には書かれていなかった。

 4冊目は、2冊目と3冊目を読んで、じゃ、植物油脂の摂取自体を減らして、自分で選ぶ油は、キャノーラ油で落ち着こうかなと思っていたところへ、キャノーラ油は危険と書かれた本が目に入ってしまったため。
 さて。
 4冊目を読んで、なんとなく合点が行き。
 この4冊目、弟と義妹に勧めてみようと思いました。


 今後、私自身が、どうする?と聞かれたら。
 加工食品を買うときに、良く考えることにします。
 炭水化物メインで、それを練って膨らませてある、そして、しっとりふわふわサクサク効果を期待して、油が添加されていて、おいしそうなフレーバーで飾ってあって。
 つまり、糖質と植物油脂メインで、他の栄養素があんまり入ってないような加工食品は、もう、買うのをやめます。
 
 植物油脂と書かれた食べ物を食べないとすると、スナック菓子コーナー、おせんべいコーナー、クッキーコーナー、チョコレートコーナーが、ほぼ、全滅です。
 パンコーナーも、ハードなフランスパン以外、すべて、植物油、ショートニング、マーガリン、ファットスプレッドのどれかが、入ってます。
 レトルト食品も、ほぼアウト。
 いろんな加工食品も。
 もちろん、カレールーだって、マヨネーズだって、アウト。

 原材料名に、植物油脂ではなくて、コーン油、キャノーラ油、大豆油、など、具体的に書いてあると、もうちょっとわかりやすいんだけど。
 たとえば、すべてを除外したいところだけど、たくさん入っているのを避けるため、原材料名の中で、前の方に書いてあるのを避けるとか。
 そういうふうに考えて、原材料を見ていると、背景にいろんなものが見えてきます。
 自分が食べてきたものが、ちょっと違う角度で、見えてきます。

 カレールー・・・・・・アウト。
 いえ。
 たまに、カレーは、食べようと思います。
 カレーの香辛料が入っているし、お肉や野菜を入れて作るから。
 植物油脂以外にも、他の栄養がいっぱい入っているのは、たまに食べるのは良しにしよう。
 カレーライスに関して、カレー粉から作るほどの情熱はないし。(^^;
 植物油脂は、他で極力減らして、少しこういうところでは、OKにしよう。

 先日、母が作った煮物を食べながら思った。
 トリ胸肉、サトイモ、ニンジン、レンコン、シイタケ、ゴボウ。
 これを、しょうゆとみりんの味で、煮たもの。
 ゴボウとサトイモの主張(ポリフェノール)で、全体がグレーで茶色に仕上がった、煮もの。
 子供のころは、苦手だったなあ。
 今は、おいしいです。
 野菜の種類が多いのと、シイタケや鶏肉からダシが出てるから。
 もちろん、ゴボウのうまみも。
 これって、一食のおかずとしては、まじめに、原価のかかった食べ物やなあって。
 この内容で、あの日食べた分量を、お総菜として買おうとしたら、食材の原価がかかって、私がお総菜屋なら、お安くはできない。

 焼きサバ。
 これも正味、サバ。
 食品として、どうや?ってくらい、サバの原価そのものの食べ物です。
 栄養もあり。

 焼肉。
 焼きサバと同じで、正味、肉。
 タレに、怪しいものが入ってないか気にはなりますが。
 肉そのものは、ちゃんと栄養あり。
 コレステロールだって、免疫物質や、女性ホルモンなどの、有用な成分の原料です。

 加工食品や、惣菜を見たとき、意外と原価率が低いことに気づく。
 前から薄々感じていたけど。
 この頃、そんな風に、考えが変わりました。
 原価率の低い食品は、つまらん。

 で、すっかり、ポテチへの情熱は冷めました。


 油の本、2冊目と3冊目を読んでいて、高温調理をすると、トランス脂肪酸や過酸化脂質を増やすから、揚げ物だめだし、だったらノンフライヤーで作ったのもアウトって、思ったけど。
 4冊目で、決めました。
 リノール酸過剰摂取と、微量成分が有害な油、そのどちらもが、植物油脂の過剰摂取が原因ってことだから。
 この際、ノンフライヤーでできる過酸化脂質は、抗酸化作用のあるお野菜でも食べて、カバーできると信じることにします。
 リノール酸過剰摂取につながりかねないけど、太白ごま油(リノール酸5割で多いけど、有害な微量成分は入っていない)を、から揚げの衣をつけた鶏肉に、オイルスプレーで少量吹きかけて、から揚げを作るっていうのを、やってみようと思います。
 本を読んで、高温調理がダメって書いてあるから、ノンフライヤーみたいな別メーカー品を買ったまま、使えないでいたのだった。

 4冊目の本によると、植物油のいろいろな害を考えると、動物性の飽和脂肪酸の方が良いし、コレステロールは、むしろ悪いものではないと書かれていた。
 カロリー過剰になるのは問題だけど、植物油で揚げるよりもラードで揚げたコロッケの方が、良いってことになるやんな。
 すっかり、サラサラ植物油が善玉と刷り込まれた私の脳みそは、なかなか受け入れられません。
 ホンマにホンマでしょうか?
 カロリー過多だからではなく、それで、サラサラ油なん?動物性油脂なん?ってところで、ちょっと、食べるのは、先送りかも。


 で、自分で買う油。
 キャノーラ油と、オリーブオイルは、もう買うのをやめます。
 エゴマ油と、太白ごま油にしときます。
 太白ごま油は、リノール酸が、5割と多いです、うっかり多用はできません。
 ただ、微量成分のせいで、心疾患や、癌が起こる可能性が高まるなら、そういう油はまずやめやし。
 太白ごま油・・・・・結構控えめに使わないと、ダメだろうなあ。

 この頃、そんなことを考えていると、ふく蔵さんの、お店を思い出します。
 原価率のかかった、レストランのメニュー。
 ちょっとあっさり目に感じるのは、薄味の味付けで、過剰な油を使わないメニューだったからだなあと、思い出して、感心しきり。
 富久錦酒造のお酒全種類と、あちこちの良いものが売られたお店。
 良いお酒の肴や、素朴なおやつ。
 国産はちみつや、太白ごま油。
 明日、26日は、予約した、どぶろくの発売日。
 明後日あたり、取りに行くので、おやつも買ってこようっと。
 ↑決して、回し者では、ありません(^^;
by glass-fish | 2014-03-25 23:52 | その他のタワゴト