実は、日曜の夜に、愛犬のランちゃんが、マムシに噛まれまして。
7年前、0歳の夏に噛まれて、これが2回目です。
前は、鼻の頭で、とっさによけたのか、浅く入ったようだと言われたのでした。
今回は、右後ろ足の内腿で。
痛そうでした。
あ、犬って、マムシに噛まれても、死なないんですって。
ただ、毒の入った組織が壊死してしまい、そこがはがれ落ちて、その上に肉が盛って再生するらしく。
前のときにそのことを知ったので、うろたえず、翌日、痛み止めと抗生物質の注射をしてもらいに、動物病院に行きました。
飲み薬も、飲ませてます。
ただ、傷口、見ると怖いです。
血が出てたので、締まらない程度に巻いて貰った包帯は、日々、自力で取ろうとして、傷口のところがほとんど出てて、ボロボロなので、今日、外してもらいに行きました。
で、今日、病院で見ると、駄目になった組織もはがれかかっていて。
数日前ほどは、痛そうな様子ではなくて。
今日の方が、ためらいなく、元気にケンケンしながら3本足で、走ってました。
後は、お薬を飲ませて、良くなるのを待つ。
ご飯も、食べるようになって来ました。
こないだから、足の深い切り傷、首周りの皮膚炎、死にそうになった腸炎(母の転院の日の朝早くに、動物病院に走った)、マムシに噛まれた、さらに、この時期のお決まりの狂犬病予防接種、フィラリア蚊の予防接種と、半年以内に立て続けで。
あ、2月の初めに、9種混合ワクチンも打ちました。
心配と、お薬のための仕込むおやつの準備(警戒心が強いので、一筋縄では行かない)、点滴などの通院、オシッコとウンチのための田んぼへの車でのお出かけ・・・
さらに、相当な出費!
さすがに、リケジョくずれの、自称科学信奉者も、気休めにお祓いでもしてもらおうかなんて、ふとそんなことが、頭をよぎったのでした。
でもな。
マムシシーズンではある。
私自身は、安全のため、ゴム長を履いてお散歩に出てる。
で、狩猟本能全開で、川べりの草むらの気配に反応して草の中に飛び込んたワイルド過ぎる女子を、制止しなかったのは、他でもない、私です。
日頃から、犬としてのアイデンティティーを尊重して、狩猟本能を不都合なもの扱いにせず、寛大な飼い主でいることにしているのも、私です。
ただ・・・見た目はワイルドで、猟師さんにモテモテだった割に、意外とドン臭いのかも・・・ラン。
四字熟語で言うと、自業自得やな。
とりあえず、食欲も戻って、元気にケンケンしてくれて、足がダメになることもなさそうで、ほっとしました。
この頃、運動不足が心配なのは、私。
太ったら、どうしよう・・・
やけに、ヘンな疲れはあるんですけど・・・
追記・・・・・・
6月23日(土)の朝。
ランちゃんの内腿は、正視したくないくらいエグい感じになってまして。(^^;
ただ、ケンケンしながら、走り回る様子は、ずいぶん元気な感じになりました。
もう、壊死してダメな組織と、無事な組織の運命がパッカリ別れて、お薬も飲んでいるしで、苦痛がひどかったのは、3日目くらいまでがピークだった気がします。
でも、朝のおしっこに車で連れて行ったとき、これは、さすがに説明しとかないとなあ、帰ってから、説明しようと思い、家に帰ると。
義妹(弟の嫁)が、向こうから、聞きました。
「ラン、えらいことなっとるけど、やっぱり蛇やったん?」
という訳で。
マムシにやられてて、壊死してて、そこはいずれ剥がれて、えぐいことになっている傷口は、日にち薬で治るらしく、獣医さんの奥さんの話では、マムシにかまれたケースの中では、マシな方らしい、そのあたりを、説明しました。
「見るの怖いくらい、酷い傷口やろ。」
で、説明しとかなあアカンなあとは思とったとこやった旨、話しました。
そう、ランちゃんの一番のご主人様は、私。
で、次にランがなついているのは、彼女。
あの見かけなんで、ホンマのところ、何事やったのか、しかもエサ入れのエサは、あんまり減ってないしで、まあ、心配するわなあ。
そんなこんなで。
ランちゃん、けっこう元気です。
本能ですかねえ。
えぐい傷口、こまめにペロペロしてます。
きっと食べてしまうでしょう。
ダメと言っても、剥がれたとしても、ランより先に没収できる勇気が、私にはとてもじゃないけどありません。
怖い。(TT)
そんなもん食べたら、お腹壊すんやないのか?
蛇の毒はともかく(口の中に傷がなければ大丈夫なはずだし、毒は、時間とともに分解されるはずだし)、血が通ってない組織は、この暑さで・・・・・・
ダメだ、書けん、とても・・・・・・
お腹を壊さないことを、神様に祈るしかありません。
アカンと思ったら、オエして出しておくれ。
そんなモヤモヤする私を横目に、何か、すっかり目力が戻ってきて、ケンケンも元気なランなのでした。
懲りてないやろ?アンタ。(TT)