土曜日、教室を終えて、晩ごはんのお総菜とちょっとした材料と、糖質ゼロ発泡酒を買って家に帰ると、母が、弟に着替えさせてもらってエアコンの効いた部屋で、既に気持ちよさそうに寝ていた。
弟たちはいなかった。
そ~か、甥のチームが、勝ったんやったな。
高校野球西兵庫予選ベスト16に残っていて、ベスト8をかけた試合に勝った。
いつもは、兵庫県は、東と西に分かれてないから、何か特別な年なんかなあと思いつつ。
例年の感じなら、兵庫県予選でベスト16に残ったのと同じ感じやんな。
弟の学年も、確かベスト16まで行った。
甥は、今まで、ずっとピッチャーだったんですが、どうも故障したようで内野手で出ています。
小柄だし、今後は内野手かな。
金曜日、ちょっと力が入りがちになるパパ(弟)と、素振りをしていた甥。
顔は、子供の頃の顔からそんなに変わってないと思うけど、何か、精悍になってないか?
2人の甥、お兄ちゃんの方もオトコマエやけど、弟の方も、なかなかやと思う。
↑伯母バカ(^^;
ああ、見に行きたい。
教室日なので、こっそり工房から、気持ちだけ応援しとこう。
みたいな。
あわよくば、今日勝ったら、次の試合、教室と被らなかったら、見に行きたい。
いや、行けるなら、絶対行く。
って、どこの球場やねん。
と、おそらくハイテンションになっていたであろう弟は、母の出迎えに一回帰って来たらしい。
助かるわ。
話が逸れました。
晩御飯をノンビリ食べて、10時前後にいつものようにランの散歩に行こうとして、寝てしまった。
起きたら、11時半でした。
ランの散歩、半ばで日付が変わりました。
出る前は、億劫だったものの、歩きはじめると、夜道の田んぼは涼しくて心地よいです。
月が、あと30分もすれば沈みそうな位置にあった。
見上げると、頭の上に、夏の大三角。
東に向かって歩いていると、ペガサスの四辺形とアンドロメダ座。
左に目を転じると、カシオペア座。
白鳥座とカシオペア座の間に、ペルセウス座。
お、エチオピア王家関係者が、おそろいで。
エチオピア王妃カシオペアが娘の美貌を自慢して、誰だったか神様の怒りに触れて、王女のアンドロメダがクジラの餌食になりそうなところに生贄として繋がれてしまう。
そこへ、メドゥーサ退治を終えた勇者ペルセウスが通りかかり、アンドロメダをクジラの化け物から助けて結婚。
というお話があって。
この辺は、秋の星座と言われています。秋の夜8時ごろに、上空に見えるんです。
が、この季節、おそい時間には、頭の上に上がって来ます。
今日は、昼間、目が痛いほど、空の青がきれいだった。
夜も、クリアです。
夏の大三角(白鳥座のデネブ、こと座のベガ=織女、わし座のアルタイル=牽牛)が、上空に見えている。
白鳥座の体の向きと同じ方向に、天の川が走っているはず。
そのまま、南にたどると、射手座(サジタリウス)が。
射手座辺りは、銀河中心方向と言われていて、星々と星雲が最も濃い。
射手座の左側には、赤い火星が。
白鳥座を反対側にたどると、北東に向けて、(勇者)ペルセウス座、(椅子に座らされたエチオピアの王妃)カシオペア座へと、天の川がつながっている。
実は、くっきりと川に見えてはいない。
ウチの近所、外灯がまぶしすぎるから、田んぼの農道にいてても光害がひどい。
ただ、見上げると、クリアな空に、無数の小さい星々までがぎっしりと埋まっている。
月が低い木立に隠れた。
外灯が直接目に入らない場所に差し掛かった。
見上げると、うっすらと、川になっていた。
まさに、「StarryNight」やな。
星でいっぱいの夜。
こんな夜は、小湊さんちのあたりまで行ったら、降るような星と天の川が見えるんだろうか?
夏は、ことさら、宇宙が近く感じられる。
空気の澄んだ冬は、天体観測のシーズンと言われるけど。
夏は、銀河中心方向を望める。
七夕の、織女と牽牛。
8月の10日ごろには、ペルセウス座流星群。
望遠鏡を出したら、アンドロメダ大星雲と、こと座のリング星雲、射手座付近の多くの星雲が、きっと見えるんだろう。
そう思うと、ドキドキした。
寝てしまったのも、ラッキーか。
夜更けの方が、家々の明かりが、少し減るし。
月も低くなって木立に隠れたし。
自分がオバちゃんになっても、世界は美しい。
ああ、何か幸せ。
あ、甥の次の試合、いつやったっけ?
追記:
ブログを書き終えて、もうちょっと飲みたくなった。
ワインでもと思って冷蔵庫をあけると。
春の作品展の時、夏はロックで、という涼し気なポスターにつられて、買ったんでした。
氷とゆず酒。
おいしい。
でも、糖質制限者にはちょっと甘い。
アルコールも、もうちょっと薄くても良いな。
ソーダで割った。
めっちゃ良い!
あ、泡盛のシークヮーサー割を思い出す。
ゆず酒の方が、ちょっと優しい味かな。