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とんぼ玉作家ガラスのさかなの「タワゴト日記」

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内田先生のとんぼ玉展

 9月16日(日)に、内田先生のとんぼ玉展に行って来ました。
 母を介護施設に送り出し、身支度をして、そのあとランちゃんのウンチに連れて行き。
 その頃には、地元の最寄駅発車の電車が、1時間に1本の時間帯になっていたので、ギャラリーに着いたのが、午後1時過ぎでした。
 初日に、来たかったですね。
 全ての作品が売れる前に、見たかった。

 神戸市灘区のEN陶REZさんでは、2年ごとに作品展をされていて、1年に1つ新作を出されるので、今回の新作は、去年のシャーマンと今年のスイレンでした。

 最初に、荷物を置いた場所の一番近くにあった、ずっと前に作られていたシダのリメイクの透明バージョンに、ぐいっと引き込まれた。
 欲しい。
 その隣のスイレンのとんぼ玉が多面体に作られたタイプの物に、ググッと引き込まれ、これ欲しい!って、かなり本気で思った。
 背景のスイレンの葉っぱが、たまらん。
 花が近景で、中景に葉っぱの重なり、遠景は池の色。
 花じゃなくて、このやや透けつつ重なり合う葉っぱが、良い。
 欲しかったけど、予算オーバー。
 その隣。新作のシャーマン。
 うわ、めっちゃ迫力あります。ただ、おどろおどろしい系が、結構ダメな私なので、怖いかも。
 仮面のシリーズは、前からあったのですが、このシャーマン、手がダメなんです、私。
 手が、骨骨。(^^;

 というか、今年2回目にマムシにやられたランちゃん。
 ゼロ歳の時が最初で、トータルで、3回ですよ。(^^;
 ダメになった組織は、自分でペロペロして、はがしてしまうのですが、見えてる白いの筋膜?とか思ってたのですがというか、思いたかったのですが、骨でした。ギャー。(TT)
 範囲そのものは、前より狭くて、きっと前より軽傷。
 でも、最初、ダメになった範囲が分かるまでは、「こんな細いアンヨ、無くなってまうで」って、ドキドキしたんです。
 無くならなかったけど、再生しても、多分組織の一部は無くなっちゃっただろうな。
 血がダメで、リケジョだったのに医療関係に進まなかった人なもので、ホンマに怖いんですけど。
 でも、怖くて心配で、見ずにはおれない。
 動物病院の先生から、飲み薬のほかに、「キトサン」のパウダーを小さなボトルに入れてもらっていて、これを、一日一回は、患部にプシュプシュとして振り掛けてくださいとのとこと。
 え~!(TT)
 怖い。
 いろんな意味で。
 患部を刺激するのも見るのも怖いのに、ヘタなことをしたら、ランに甘噛みと言う名の流血沙汰の報復を受けることになりかねず、今年すでに、それで救急に行ったんですけど私。
 みたいな。
 結局、首輪を持って引き上げて置き、プシュプシュはできた。
 ランも、警戒せずに、プシュプシュはされるがままになっているけど。
 直後にペロペロしてしまいます。
 きっと、食べても体に良いに違いないと思う、キトサン。
 ホンマか?
 という訳で、殊更、今、骨骨アレルギーなんです。
 ↑長々、すみません

 という訳で、今回最大の大物、シャーマンは、見るだけ。
 でも、このシャーマンの、網網は、見事だ。
 どうやって作られているのか、分からん。
 シャーマン本体は、言うても、モザイクパーツなんです。内田先生お得意の。
 だから、作り方的には、予想できる範囲の物。
 それだけで終わるはずがないのが、内田先生で。
 ホンマに、網網が、どうやって作られているのが、全く分からん。
 多分、こっそり、今回の「仕込み」というか、「謎かけ」は、網網なんだと思う。
 仮面と網網だけだったら、欲しかった。
 小ぶりので、そういうのがあったけど、網網の重なり具合が、大物の方の感じのが欲しい。
 小ぶりの網網は、大物ほど層になってないんやもん。
 うう、残念。
 予算オーバーでも、大きくて網網がそうになった、骨骨のないシャーマンが欲しかった。
 ↑おいおい

 その次に、不思議なのが、「玉」と「白透き」が交互に層になった玉。
 層を強調するためか、扁平な形に仕上げられている。
 実は、これもちょっと不思議。
 鉛とソーダの玉だろうか?
 でね、「玉」なんだとしたら、熱がかかっている時間が長ければ長いほど、白が濃く出てしまう。
 短時間で仕上げないと、この、ラリックのオパールみたいな、半透明に透けつつ青っぽい色は、残らないんです。
 これも、どう、分んないでしょ?っていう、「謎かけ」の一つだと思う。
 
 あ、懐かしい、クラゲの玉が、一個ある。
 と言うことは、初日に、もう少しあって、売れてしまって最後の一個ってことかしらん。
 ときめきますね、こういうの。
 最初に見た時のトキメキが、蘇って来ます。

 そして、廃墟。
 先生によると、前の廃墟は、廃墟になったばかりの廃墟で、今回のは、そこから年月を経た廃墟で、緑に覆われている。
 ああ、これも、良いなあ。
 廃墟の壁や天井が、透けている。
 微細な泡が固まっているような作り。
 質感がたまりません。
 で、この泡泡の塊の前面に、やや発色の良いオレンジと赤の小さい点がちりちりとついている。
 サタケとコンパチの釉薬の発色だそうで、そうでないと、ガラスでこの濃い発色は無理。
 ただ。
 うまい具合に柱の表面や天井の表面のところにだけまぶされるようについているのが、実は、ちょっと不思議。
 ここ、分んないでしょポイントやんね。
 泡泡のヒミツは、前に教えてもらった。

 「カラスウリ」があるよって、聞こえて来た。
 他のお客様に、お話されてる。
 え、カラスウリ?
 聞いていると、初代のカラスウリとは違うと。
 なんだ、違うんだ。
 あ、あった。
 シャーマンと同じ網網に、花のモザイクパーツが組み合わされていて、それが層になっている。
 わざわざカラスウリを見に行かないといけないのも面倒なので、お家の庭に植えてしまったんだそう。
 初代のカラスウリがあったら、絶対欲しかった。
 「世界のとんぼ玉」と言う本の後ろに、現代作家の作品が出ていて、そこで初めて内田先生を知った時、カラスウリに一目ぼれして、内田先生のファンになった。
 ああ、でも。
 この網網なら、怖くない。
 骨骨が入ってないから。
 って、何か、違わないか?(^^;

 真ん中のテーブルにあった玉。
 石畳に、葉っぱが並んでいて、石畳の隙間から、目が覗いている。
 石畳と葉っぱの部分がモザイクパーツで、石畳の隙間に空間があって、その隙間から何かがと言う作りはそそるんですけど、赤い目が怖い。モザイクパーツの青い目とかだったら、欲しかったなあ。
 石畳の仕上げが、ツルツルでなくて、一回つや消しにしてから磨いてある質感のがあって、これがめっちゃいい感じ。
 相当欲しいと思った
 赤い目が怖かったけど。
 でも、穴の側から見た時が、クジャクシェブロンを思い出させる。作りは、全然違うんだけど。
 石畳の割れ目が、5か所あって、穴の側から見た時が、花のように見える。
 この質感と、この形。
 めっちゃ内田先生の作品っていう空気感が濃厚で、めっちゃ良い。
 このコンパクトに仕上げられている小ささも、良い。
 欲しい。
 これは、買いたいリストに入って、かなり悩んだ。
 クジャクシェブロンを、ギャラリーエノモトで、初めて見た時、手にした時、手に入れた時。
 あの時のトキメキを思い出す。

 はい、欲しい物リスト。
 多面体のスイレン。
 石畳から目が覗いたやつ。
 シダ透明バージョン。
 でも、やっぱり、シャーマン。
 根っこがいっぱいの中に赤い花の咲いた玉。
 あ、カラスウリ。

 そこで、お茶タイム。
 谷口さんとお友達がちょうど来られていて、内田先生とギャラリーのオーナーさんも一緒に。
 で、とんぼ玉じゃない話、空堀商店街にあるおいしいお出汁を売っている昆布屋さんの話とか。
 グランフロント大阪に渡る2階部分の渡り廊下、雨の日には、ほんの少しの間だけ傘を差さないといけないのが残念な話とか。ほ~、雨の日には通ったことがないので、意識してなかった。
 あ、着いて割とすぐにいただいたお茶の入ったガラスのコップが、こっそり、江波富士子さんという作家さんのすごいコップなんだそうで、見た瞬間、高そうって思った。一個だけそれで、私がたまたまそれでいただいたんだけど。
 内田先生が、緊張でお茶の味が分からなくなるコップだねって。
 ですよね~。
 いえ、おいしかったですけど。
 ぜいたくな気分になれました。
 富士子ちゃんの味がするかな~って、それ、オッサン発言ですけど。
 内田先生だから、許す。
 ↑おいおい(^^;

 楽しかったです。
 まあ、ファン?というか、信者です。
 他にどんなすごい作家さんがいても、内田先生だけは、意識の中では別格です。
 内田先生と増井先生が、飯降喜三雄さんの作品をご覧になっている時、特別なオーラを放つ玉をあこがれの目でご覧になっていたのを思い出します。
 きっと、それぞれ、そういう体験って、あるんだろうなあって思うんですけど。
 内田先生の作品て、私の中では、そうなんです。。
 お金持ちなら、欲しい物リスト、全部欲しい
 トキメキが、今この瞬間の物と、あの時のトキメキのフラッシュバックが、入り混じる。
 すみません。
 ホンマに、信者です。(^^;
 内田先生が、オタク全開なところも、結構好きです。
 これで、スマートなジェントルマンだと、違うんだなあ。

 内田先生が、オタク感をかもしつつ、帰り支度をされて、ギャラリーを出られた後、まだ悩んでいた。
 一個しか買えない。
 どうする?

 網網の多層構造が欲しくて、「カラスウリ」買いました。
 ああ、満足。
 
 もう一回見ようっと。

 あ、よろしければ、ぜひ、みなさまも、内田先生のとんぼ玉展、ご覧になって下さいね。(^^)


by glass-fish | 2018-09-18 03:06 | とんぼ玉・ガラス