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とんぼ玉作家ガラスのさかなの「タワゴト日記」

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2018年 05月 18日 ( 1 )

IJKに行って来た

 5月16日(水)に、神戸国際宝飾展(IJK)に行って来ました。

 あらかじめチェックしていてたまたま見つけたブースに、真っ先に直行!
 それは・・・・・・「ル・シビル」
 イタリアのミクロモザイクのジュエリーを作っているブランドです。
 10年以上前に、ジュエリーの本で見て、一目惚れした「ル・シビル」のジュエリーの実物が見られる!
 やっぱり、惚れます。
 すっごくカワイイの。
 目に焼き付けて来ました。
 ホンマは、画像で紹介したいくらい。
 ここは、難しいところで。
 そういう風に、好きな人によって拡散されることは、良い宣伝になる。
 一方、デザインの登用に遭う可能性もある。
 欲しい・・・・・・
 カワイイ。
 「これを見られただけで、今日来た甲斐があったよ。」
 嬉しかったです。

 さて、とりあえず、資材買おうってことで。
 今年は、巾着と紙箱を買いました。
 これに、小さなガラスの宝物を入れる。
 何を作ろうかな・・・・・・
 って、これから考えるんかい!

 そのあと、会場の7割くらいをざっと流してみました。
 水牛の角だったかのブースが、ちょっと面白かったです。
 でも、なんだかなあ。
 予算が少なめのせいか、あんまりあちこちでは本気が出ず。
 いつもの感じで、いつものブースへ行きました。
 「網倉天然石」と「不思議石研究室」で、ルースのお買い物。

 その後、中国物産展みたいと会場で話していた人の話を元に、近くのブースを覗いた。
 なるほど。
 でも、今回のお目当てで、網倉天然石でも不思議石研究室でも買わなかったガーデンクオーツを発見!
 商品と店主を見て思い出した。
 数年前、京都の「石ふしぎ大発見展」で、ガーデンクオーツが安いと思ってちまちま探していたら、中国人らしい客が中国人店主に一箱丸ごと買うと言って、うんと割り安で買って行った。
 隣のもう一箱を見ていた私は、すっかり興ざめして、買うのをやめたことがあった。
 後から考えたら、ちゃんとお気に入りを探して買えばよかったんだと思った。
 つまり、グロスで買うと、選ぶ手間を省いていることになる。
 まじめに選って買った物は、割高に見えても、これ!と思う物をちゃんと買っている。
 値段の理由は、そういうところにあると後から気づいた。
 という訳で、今回は、いまいちなのが、がさっとさらにお安くなって、1個500円で箱に入っている物があった。
 前後には扁平で、正面からはドロップ型に見えているガーデンクオーツですが、残念なことに、先端の細いところに、穴が貫通している。
 マルカンか、バチカンを通して、安っぽい仕上げにする前提の作りなのは、数年前と一緒。
 ただ一つ違うのは。
 今回は、場合によっては大きなクラックの入ったところを取ってしまって、自力で研磨してもええかなあという、私の方の姿勢かな。
 良い感じの景色のがあったので、一個買いました。
 でも、研磨をやり直すのはやめました。
 あと、800円のも、2個。
 景色をめでるのが主な目的なので、家に帰ってから、一つはケースに入れてあげました。

 その後、バリシルバーのお店で、リングを2個買いました。

 で、相当満足して、帰りましたとさ。

 そう、いつも行くお店は一緒。
 そういう物らしい。

 ただ、年々、IJKも変わって行きます。
 一つには、神戸なので、パールのブースが圧倒的に多い中、ゴールドのパールの比率が増えたなあと、今年は、ふと思いました。
 出展者だけでなくて、来場者も、中国人比率が増えたからかも知れません。

 数年前から、リユースのジュエリーのブースが増えたとは思いました。
 私が子供の頃、宝飾屋さんの新聞の折り込みチラシをコレクションしていた、あの頃のジュエリーの中古を買い取って売ると、アジア系の人が、多く買って行くんだそうだ。
 日本人の感性では、古臭いデザイン。
 そんな中古を!
 と思う勿れ!
 昨今の新品のジュエリーは、トレンド感を感じられるとはいえ、多くは鋳造。
 それもまた面白いとは思う。
 データから、ワックス型を起こし、石膏型を作って鋳造するなんてことも普及し始めて。
 より自由な立体を作ることができる、新たな世界ではある。
 鋳造された物を、後からろう付けでくっつけることもアリだと思う。
 その一方で、あの頃。
 私がひまわりちゃん(クレヨンしんちゃんの妹)みたいに、折り込みチラシをコレクションしていたあの頃。
 けっこう職人が、一つ一つ辛気臭いロウ付け作業なんかして、すごく硬派な作りをして作ったジュエリーたちが、この世に生まれていた。
 今となっては、そういう手間という名のコストがかかる物は、そうそう作られないんじゃないだろうか?
 そういう、辛気臭い作業の匂いのするカッコよさが、そこにはあると思う。
 そういうのは、きっと、続々と、今海を渡っているに違いない。
 まあ、ジュエリーにしてみれば、より愛してくれる人に買われた方が、きっと幸せだ。
 作り手の職人さんたちは、そんな未来を、予測しただろうか?
 何か、ドラマやわあ。

 究極的な話として。
 ジュエリーの価値なんてのは、絶対的な基準がある訳ではないと思う。
 すごく欲しい人が、どれだけ、そのジュエリーのためにつぎ込めるかで、価値は決まる。
 その価値観は、人によって違う。
 場合によっては、流行っているからとか、誰かが良いと言ったからとか、そういうのに大いに左右される。
 そんな風に、いろんな理由で、欲しい物がある。
 以前は、欲望渦巻く空気感にあてられて、くらくらしていたこともあったけど。
 この頃。
 いや、その欲望って、どこまで?って思うけど。
 欲しい気持ちや、好きという気持ちって、きっと、生きて行くことと、分かち難い物なんやなあって思う。
 欲望渦巻く空気感。
 ふと、そんな空気に当たりに行きたくなったりするこの頃だったりもするのでした。


by glass-fish | 2018-05-18 02:47 | 日常