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とんぼ玉作家ガラスのさかなの「タワゴト日記」

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持っていなければ・・・・・・

 とんぼ玉等がメインのブログのつもりなので、あんまり、思想的なことって、書かないようにして来た。
 というか、そういう話を、堂々ブログで書くのに、勇気がなかった。

 なんですが・・・・・・

 安保法制に反対します!

 実は、ずっと、私は安倍さんが嫌でした。
 生徒さんには、ぽろぽろぽろぽろと、こぼしていたのですが。


 あれは、37年前のこと。
 私が小学6年の時、次の春から入学することになっていた市立の中学で、殺人事件が起きました。
 その数か月前に、滋賀県で、自宅で中学生が中学生を殺すという初めての事件が起きましたが。
 学校内での、中学生同士の殺人というのは、不名誉なことに、日本で最初の出来事でした。
 その時、やはり、説明を受けることになった訳です。

 数人の不良が、切り出しナイフだったかな、なんかそんなナイフを、いきがって持ち歩いていたんだそうです。
 中学には、校舎の外にトイレがあり、そこで、一人の優等生が、何だったかを、その不良グループに注意したそうなんです。
 不良グループと言っても、昔の、田舎の不良なので、そうそうたちが悪かった訳ではないようです。
 が、そこで、ナイフが登場した。
 もともと、殺意など、なかったはずです。
 ただの「こけおどし」だった筈。
 結局、もみあいになり、優等生の胸に刺さってしまった。
 後から聞いた話では、心臓の下側を傷つけてしまっていたのだそうです。
 結果、彼は、失血死してしまいました。
 中学2年生だったそうです。
 あ、一番末っ子の甥と、同じ学年だ。

 その話を、それから3年後、もう一度聞くことになりました。
 当時の担任の先生から。
 優等生のM君を運び込んだ、狭い畳敷きの部屋で、横たわったM君の胸から、血があふれて、畳が血に染まるのを、何もできずに見ているしかなかったのだそうです。
 病院は、中学からは、300メートル先です。
 救急車を待つ間は、本当に長かったことでしょう。

 もしかしたら、何か少し違っていたら、助かる道もあったかもしれない。

 「こけおどし」が「殺人」になる。
 
 武器を持ちなれない人が、武器を持った時、冷静でいられるでしょうか?
 勇気ある人でも、武器を向けられたとき、冷静でいられるのでしょうか?
 こけおどしで、済むののでしょうか?

 戦争をせずに、外交で負け続けた時と、戦争をして勝った時では、戦争をして勝った時の損失の方が、はるかに大きいのだそうです。
 私は、甥や姪たちと、その周囲の人たちを、戦争で失いたくはありません。

 憲法を無視して、物事をごり押しするような人が、「こけおどし」で、外交で勝つという範囲で、自制できるとは、とても、信じることができません。
 どこでどう、行動すれば、この気持ちを伝えられるのか。

 この数か月、このことを思い出すと、すごく気持ちが塞ぎました。
 見ないようにして来ました。
 でも、それではいけないのかも知れません。

 外交に負け続けても、戦争をしないという選択をする首相を、選びたい。
 本当の本当の、本音です。

 安保法制反対!
 I’m not Abe!

 昨日の集会を知っていれば、三宮に行ったのに。
by glass-fish | 2015-06-22 23:15 | その他のタワゴト

換気扇

 13日(土)、14日(日)、15日(月)の3日間、小野教室の日でした。

 この3日間、生徒様の人数がすごかったんです。
 今来られている方が、振替などを使って、全員どこかの枠で来られて、しかも、次回分を振り替えて、今回分と2クラス続けてとられたりで。延べ人数は、現在の生徒様の人数以上でした。
 ここ数年で、最も、にぎわった3日間だったと思います。
 みなさま、お疲れ様でした。
 ありがたや~。

 という訳で。

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 先日取り付けた換気扇が、初めて、本気で働いてくれました。
 スペックを見ると、これまで付けていた家庭用の羽根の径が25センチのと比べて、産業用の有圧換気扇、羽根の径が30センチのものでは、約3倍、空気を吸い出してくれるということです。
 つい、気になって、換気扇が噴き出している空気を確認しに行ってしまいました。
 生温かい空気が、勢いよく、落ちて来ました。
 うん!
 がんばってる!

 日曜の午前も午後も、5台のバーナーが、一斉についていましたが。
 天井あたりは、結構、いい感じに熱い空気が抜けている感がありました。
 良かった良かった。

 となると、欲が出て、シャッターなどを遮熱塗料で塗りたくなりますが。
 それはまた、数か月後、余裕ができてから。
 今日、弟は、私が教室をしている間に、田植えをしていました。
 せめて、遮熱スクリーンみたいなのでも、検討しようかな。

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by glass-fish | 2015-06-15 23:41 | とんぼ玉教室

見た目で、判断

 さて問題です。

 このネコちゃん、売るのは、セーフでしょうか?アウトでしょうか?


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 答は、アウト。

 本体は、サタケガラスの透明青紫、虹彩の抹茶色、瞳孔の黒は、サタケの鉛ガラス、目の白、首輪の赤、カボチャの鈴のオレンジは、サタケのソーダガラスです。

 3枚目の画像の①~②、③~⑤の間が、馴染ませ方が不足です。
 断面は、こんな感じだと思う。↓


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 頭と体は、ちゃんとなじませてあり、そのなだらかなU字谷の底のところに、赤い線がついているべきところを、ちょっと体の方にずれてついています。
 この赤い首輪と青紫の本体がくっついているのが、ごく細い部分でだけついていて、この部分のくびれが、V字谷になっています。


 教室のデモで作ったのですが。
 本来なら、体、頭とつけて、首輪を巻いてから馴染ませ、耳、目、鈴、尻尾、耳の先端と作っていくべきところを・・・・・・
 体、頭、耳、目まで作った時に、首輪も欲しいねってことで、その次に首輪を巻き。
 首輪をあまりなじませようとしたら、目が溶けすぎてしまうので、十分馴染ませられなかったのです。
 「本番は、体、頭の次にね」と、説明はしたものの。

 U字谷になるまでは、馴染ませられなかったものの、それなりに悪あがきして馴染ませようとしたせいか、今のところ割れていませんが・・・・・・

 そういう製作過程を知らなかったとしても、溶着不良という見た目で、アウトです。


 話が、長くなりますが。

 割れそうで危ういのか?、安全そうなのか?、見た目で、どこまで分かるでしょう?

 見た目で、何を見ているのか?

 ①溶着ができている形状かどうか?
 ②物理的な強度がどのくらいの形状なのか?
 ③ひずみがたまりやすい形状かどうか

 ってところでしょうか。

 ①は、主に、溶着部分のくびれが、U字谷かV字谷かで、おおよそわかります。
 ちなみに、U字谷とV字谷は、地理の用語です。
 V字谷は、彫刻刀の三角等で掘ったような谷で、U字谷は、彫刻刀の丸刀で掘ったような谷。
 V字谷の場合は、溶着不良の可能性が高い。
 ↑赤い首輪みたいに

 ②は、極端に細いところは、内側に歪がなかったとしても、外からの衝撃に弱い、ということです。
 赤い首輪の部分は、溶着不良という弱さもありながら、本体とくっついている面積も小さいので、仮に、溶着不良でなかったとしても、外から何かが当たると、力が集中しやすく、衝撃に弱いということです。
 例えば、猫の尻尾も。他よりは確実に弱いけれど、ある程度の太さにしておくことでやや丈夫さは増します。
 ネコの耳の先も、物理的には、弱い場所です。

 ③は、早く冷める場所と、ゆっくり冷める場所の境目です。
 そう、ここでも、首輪の部分です。
 首輪の部分は早く冷めるし、本体はゆっくり冷める。
 首輪がある程度の面積で、本体にくっついていれば、その部分から熱が伝わり、首輪の部分と本体の部分の熱の差が、まだ幾分小さくなるはずですが、溶着不良の個所や、溶着後にくびれさせた場合でも、極端にくびれ部分が細いと、熱の伝わりが悪くなります。
 ネコちゃんの首輪で言えば、溶着不良の個所の、少し首輪に寄ったところが、歪が大きくたまる場所です。
 なので、内側では、分子同士が押し合ったり引き合ったりする応力というものが、強く働いていて、室温などの変化によるガラスの体積の変化や、振動などをきっかけに、強い衝撃なしに、内側から、クラックが入ってしまうことになります。

 たまたまというか、必然というか。
 ネコちゃんの首輪は、3重苦です。
 というか、赤がソーダで、青紫が鉛なので、赤があまり縮まないのに対して、青紫の方がより縮むという条件が、その上に重なるので、4重苦ですかね。
 まだ、割れずに頑張ってます。(^^;



 ところで。
 脱線しますが。
 2枚目の画像の、③の矢印は、いったい何をさしているのでしょう?
 そう。
 尻尾と、後頭部の空間です。
 教室のデモ時に、はっきりと明確に言わなかったので、後頭部としっぽをつなげてしまった人がいまして。
 その時に気づいて言ったため、他の人のネコちゃんの尻尾と後頭部は、繋がっていません。
 ここ、繋げると、割れやすい個所なんです。

 理由は、まず、溶着が不良になりやすいこと。
 どうしても、デザイン上、尻尾の付け根ほど、馴染ませない可能性が高いため。
 ということは、頭がゆっくり冷め、尻尾が早く冷めるので、歪が集中しやすくなる。
 なので、安易に、ブリッジを作ると、まず、割れるだろうなあと思う場所です。
 離しておく方が安全です。
 ブリッジにする場合、設置面積が小さくても、ある程度なじませて溶着をしておき、尻尾、頭、お尻周辺を、全体に焼き戻して、温度を近づけ、引っ張り合わないようにする方が良いと思います。
 さらに安全を期するなら、電気炉徐冷。

 このブリッジ(ここでは尻尾)が、細ければ、細いほど、見た目で、割れると直感的に感じます。
 まず、物理的に、細いから弱い。
 次に、より細いと、頭や体より、より冷めが早いので、歪ができやすい。
 さらに、細いブリッジの頭などの塊とつながった部分は、今度は、塊である頭が暖まりにくいため、溶着のために焼いていると、溶着のための部分が温まる前に、ブリッジの真ん中が、加熱して溶ける可能性があるため、もともと、溶着しづらいのです。
 ピンポイントで焼ける酸素バーナーだと、違ってきますが、集中炎であってもエアバーナーは、どうしても広い範囲に熱がかかるためです。

 という訳で、「細いブリッジ=あまり熱がかかっていない」可能性が高いと、見て取れるわけです。
 熱があまりかかっていないということは。
 溶着不良、内部の部分的な冷めなど、いろいろ、割れる要因が背後に潜んでいると推測されるわけです。


 と、ここまで、見た目で推測して来ました。
 そして。

 ④溶着不良、細いブリッジなど、あまり熱をかけずに作ったか所が見受けられる場合
  ⇒細部の剥がれだけでなく、本体の大きな部分に歪ができている可能性も考えられる
  ⇒割れるリスクを、あちこちに抱えている可能性がある
  ⇒売ることに関しては、不安が多い

 という訳で。
 見た目で、こんなことを、推測できるのでした。


 さて。
 またまた、こんな辛気臭い話を書いたのは、いったい・・・・・・

 先日、こういう割れるかどうかとか、売って大丈夫かとか、珍しく律儀な感じで書かれたものを見たから。
 そう。
 やっぱり、そうやんな。
 って、思った。

 安全性という意味では、球体であるとんぼ玉を、売って良いレベルになるのは、比較的早いと思う。
 でも、立体または球体に突起が出た物は、安全面では、もっとずっとハードルが高い物だと思っています。

 じゃ、どこで、売って良いと、自分なりに判断するのか?
 それは、いっぱいデータを入れて、自分の作品を見て、作った物が割れないか確認して。
 自分で判断するしかありません。

 なので、チャンスがあれば、そして日程が合えば、いろんな人のデモを見て来ました。
 ビットリオ・コンスタンティーニ、ルチオ・ブバッコ。(モレッティ)
 網野篤子さん。(サタケ)
 ジェニファー・エンフレス。(モレッティから初めて、ボロで製作する人)
 ウェスリー・フレミング。(モレッティ)
 など。
 で、また、他のチャンスがあったら、見に行くんだろうなあ。



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by glass-fish | 2015-06-12 02:16 | ガラスのウンチク

工房の周辺が・・・・・・

 既に、小野教室の生徒様には、お話したのですが。

 工房の裏側(南)に借りている駐車場(空き地)に入る時に、勝手に通っていた広い空地に、戸建て住宅がたくさん建つことになりました。
 これで、本来の細い道を通らねばならなくなる・・・・・と思っていたら。
 駐車場として借りていた空き地にも、持ち主さんの身内の方が、お家を建てるそうで。

 駐車場を、どうするのか、2~3年後には、そういうことになりそうだと思ってはいたけど、急きょ、探さねばならなくなってしまいました。(^^;

 という訳で。
 先月、ジタバタしてましたが、決まりました。
 工房前(北側)に、2台分。
 300メートル先の、広い空地に、いっぱい。
 ぎゅうぎゅうに詰めたら、生徒様大集合とかも、できそうな気がする。
 今までと比べると、不自由にはなると思うのですが、広いので、出入りが簡単です。
 間違って、すってしまう心配もなしです。
 とりあえず、ほっ。

 通り抜けていた方の空き地の工事は、どうもいよいよですが、借りている空き地は、まだ、次回は大丈夫だと思います。
 直前でまたお知らせしないと、狭いところに入ってきて、まだ出るの面倒ですもんね。


 そして。
 換気扇を、1個、付け替えました。

 一番高い位置に、付けるには、25センチしか無理と思ってました。
 で、家庭用の25センチがついてましたが、同じくらいの穴で、有圧換気扇という換気扇の30センチが付くことが判明しまして。
 「え?まだ注文してなかったん?」←弟
 「いや、だってさ、ちゃんとつくか、確認せんと」
 「大きさ大丈夫やったら、どないかして付けるやん」
 「まあ、付きそうやけどなあ」
 「どうせ俺が付けるんやん」
 「まあな」
 という訳で、ちゃちゃっと注文して、ばたばたっと、付きました。
 なかなかの出来です。
 私が、間違って、シリコンコーキングを、透明ではなくて白を買ってしまったところを除いては・・・・・・
 割と、出来上がりにうるさい弟も、ちょっと疲れたのか、買ってしまった白がもったいないと思ったのか。
 なんか、スイーツデコ風の仕上がりになりました。

 去年の夏から、うだうだ言っていた割には、「忘れてた、夏が来る」と思ってからは、早かったです。
 良かった良かった。
 仕様によると、前のの3倍は、吸い出すようです。
 まあ、前より、ちょっとは、暑い空気が抜けてくれるか?


 生徒さんのガラス棒を入れたケースを置いている所を、一段増やしました。
 嬉しい。
 ありがたい。
 こんなにいっぱいなのは、久しぶりかも。


 そして、草引きもしました。
 キツネノボタンの繁殖に、一人、戦々恐々とする私でした。
 もしかしたら、キツネノボタンの攻めてくるエリア(線状)にだけ、多年草の根っこを枯らす濃度で、除草剤をまくかもしれません。

 なんだかすっかり、気分は夏です。
 梅雨も、まだなのに・・・・・・


 工房が、何となく、夏仕様に、なりました。
 明日から、ちゃんと働かなくては。(^^)
by glass-fish | 2015-06-03 01:17 | とんぼ玉教室