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とんぼ玉作家ガラスのさかなの「タワゴト日記」

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VRって……

 
 既に死語でしょうか?
 そう、ヴァーチャル・リアリティです。

 それはさておき。
 プリウスのブレーキ問題、そういうことか~って、思えてきたこの頃です。
 なんてったって、私と弟の間では、熱い話題の車ですから。
 買えないけど……

 美容院で、プリウスの記事が書かれた雑誌を読んでから、ますます、熱が上がってしまった。
 確か、低速で走行する場合は、エンジンではなくて、電池とモーターで走っているらしく。
 スタートは、電池の電気を使い、走っているエネルギーで充電することでブレーキがかかるらしく。これが、回生ブレーキというやつですね。
 低速の時に、普通の油圧ブレーキにすると、摩擦熱として、エネルギーは失われちゃいますからねえ。
 使わない分は蓄えて、ロスをなくし、エネルギーは、走ることだけに使われる。
 これが、渋滞で、何度も止まりながら走っても、ほとんど燃費が変わらない所以で。
 東寺さんの行き帰りで、ちょっと渋滞気味の時にプリウスに出会うと。
 「カッコエエなあ、今、電池だけで走っとるねんで」
 などと、話しているこの頃だったりします。
 ↑しかし、そこは、継ぎ足し充電に強いリチウムイオン電池が普及したから実現したとも言う?
 ↑↑昔の、ニッケルカドミウムや、ニッケル水素の充電池は、継ぎ足し充電には弱かったもんなあ

 なるほど。
 感覚の差ねえ。
 低速で滑りやすい状況だと、回生ブレーキが油圧ブレーキに切り替わる。
 油圧ブレーキを、軽く踏み込むと「抜ける」感じがして、さらに強く踏み込むと、ABSが働いて、タイヤがゆっくり回転しつつ、す~っと止まる。
 感覚の差と言うてしまえば、感覚の差でしょうか。
 ただ、こういう「差」は、説明しとかないといけない所なのかも知れません。
 なんてったって、感覚というのは、どこか共通の範囲内で収まっているから、一般的な車種の車で教習を受けて、その後、他の車種の車を運転することができる訳で。
 ウチのは、扱いが違うんですというのは、「トリセツ(取扱説明書)に書いてるだろ!」くらいで済ましては、ちょっと不親切というものかもしれません。
 咄嗟の時に、実地で気付くの、怖いですもんね。

 それでも、まだ、私たちにとっては、プリウスは、熱い車なのだ!
 カッコエエ!

 そんなプリウスのニュースを見ながら、未来を感じる私がいるのでした。
 まさに、その、感覚の差が生じる理由こそが、回生ブレーキと油圧ブレーキの切り替えなんて、今までになかったことを、見えないところでこっそりやっているからな訳で。
 一度は、通らなくてはいけなかった道なのかも知れません。
 しかし……
 ホンマに、未来の車が、現実の世界を走ってるんやって、思う。
 しみじみ、感激。
 ↑年がバレる?

 そんなニュースとは別に、パナソニックが、4月に、3Dテレビを発売の予定って、ニュースが流れました。
 ふ~ん。
 地デジすら、やっとやのにねえ、ウチの場合。

 そのときは、あんまり興味ないなあと思っていた。
 大体、3Dの番組が放送されてないしさ。
 だったら、何か、ブルーレイディスクみたいなのにデータが入って出回るか、オンデマンドとやらで、個別にデータを取ってくるか。
 いや、ゲームとかできたら、普及するかもやけど、そんなん、できるん?
 って、思ってたら。
 ニュースに、ゲームのデモ版をやってる様子が!
 テレビの発売後、程なく、ゲームも発売予定だそうです。

 そもそも、現実の風景ってのは、予測が付きやすい。
 目線の位置に、2台のカメラを置いて、映像を撮って、それを、右目用、左目用と、交互に写せばいいことなので、それならできそうに思う。
 しかし。
 右目用と左目用の、仮想の風景を、CGで作れるとは!
 世の中って、そんなに進んでいたのか!
 まさに、これは、VRではないのか!
 ↑そういう、タイトルでした(^^;

 私の会社員時代の、苦い苦い思い出です。
 入社と同時に、仕事がありませんでした。
 当時、バブルだったので、飼い殺しの社員がいても、会社はつぶれなかったのだ。
 いわゆる、人工知能という言葉が流行っている時代で。
 「何だか分からないけど、人工知能をしよう!」という、今にして思えば、痛い部署でした。
 今の技術で言えば、ファジーやら、ツリー型にデータを保存して検索しようという話やら、一口に人工知能と言っても、それはそれは、多くの物が含まれていて。
 で、その中の何をするかも、はっきりしてないのに、人員、課長入れて、4人?
 しかも、新人の私、その上の人たちは、こないだまで、フォートランでプログラムをしていた人たちで。
 機材も、ワークステーションというものが、一台しかなかった。
 ま、そんな、ツライ数年を過ごして、すっかり腐った私。
 大体、就職活動の時に、コンピューターは、向いてませんって、言うたのに。(^^;
 と、辛気臭い話は、このくらいで。

 その中の一つが、VRだったのです。
 当時はねえ、立体に見るためのメガネ付けて、メガネに、頭の位置を割り出すセンサーが付いていて、頭を動かすと、それに従って、見えている画像が変わるものを開発するとか、そんな話が、世間にはあったなあ。
 大体、歩いて動こうとしたら、ルームランナーみたいな、足は動いても、モニターとの位置関係が変わらないための何かがいるって話やん。
 大体、映像見ながら歩くなんて、勘弁してくれですよねえ。

 ニュースの3Dでは、車の運転や、飛行機の操縦のような感覚で、ゲームのコントローラーを動かして、自分の行きたい方向を示せば良い訳で。
 ↑自分で歩かなくても(^^;
 既に、直感的に、そういうものに慣れている。
 ゲームの普及で、共通の「感覚」というのが、出来上がっていたんですねえ。

 当時、夢だと思っていたものを、実現した人がいた。
 そして、いくらお高いとは言え、えいや~!!!っと、庶民の貯金をはたけば、買える値段で、売られるようになった。
 43万円ですって。
 ↑買えないけど
 その間、20年です。

 ああ、当時の課長に、見せてあげたかった。
 還暦を迎えずに、亡くなりました。
 胃がんだったので、私が入社した年に、あんな部署の課長になって、胃潰瘍をわずらったのがいけなかったんだと思う。
 また、湿っぽい話に……(^^;
 課長!VR、できたで!
 生きてはったら、43万払って、買いそうな気がする。
 いや、彼の場合は、良い方の53万かな。
 一方ではお堅い癖に、ミーハーで、新しい物好きやったもんなあ。

 あの、ゲームの画像のニュースを見たとき。
 ホンマに、「来た!」って、ゾクゾクしました。
 ↑全くゲームをやらない人なんだけど、私

 今にして思えば。
 何で、それが実現できたのか、ですよ。
 コンピューターの性能が、とんでもなく進歩してきた、この20年というものが、どうしても必要だった気がします。
 そんな中で、基礎技術を、地道に作っていた人たちがいたんですねえ。

 そういうことを言うと、当時の「人工知能」は、いろいろ、実現しています。
 去年、とある人から聞いた、ネットの世界の検索ロボットの話がそうです。
 これって、ツリー型にデータを保存して、各データが、優先順位のフラグを持って、そのルールに従って、データを検索していくという、あの話そのもで。
 ↑グーグルの検索機能など
 ↑↑日記をブログにした、主な理由が、この検索機能なのだが
 ↑↑↑成果は、どうだろ……?(^^;

 それでも、人工知能と言っても、生命体の脳ミソとは、やはり違ったようで。
 違っても、違ったなりに、賢くて、役に立って、今までできなかったことを実現してくれているんだなあ。

 先日、植物プランクトンをタンクに入れて太陽光で育てて、そこから、植物性の油をとるという研究の話にも未来を感じたのですが。
 なんと、植物を介さずに、触媒で、原料と太陽光で、有機物を合成する研究もあるんだって。
 ↑それは、ご近所さんからの電話のせいで、ちゃんと、番組を見られなかったが(TT)
 ホンマに、夢見た未来は、いつの間にか、隣にある気がします。

 そんな、ミーハーな、元SF作家志望の私ですが。
 現実には、日々、めっちゃアナログなお仕事です。
 が、目視でガラスの焼き加減を見ながら、理屈ではなくて直感で対応したり、またあるときは、理詰めで理由を考えたり。
 そんな時、これこそ、人間の脳ミソだからできる作業やで!と、思ったりするのだ。
 人工知能にゃ、真似できめえ!
 ↑なんで、江戸弁もどき?
 ↑↑時代小説の読みすぎ(^^;

 めっきり、SF小説からは足を洗ってしまった、この頃。
 まさに、現実は小説より奇なり、ですよ。
 わくわく!
 ↑買えないくせに(^^;
# by glass-fish | 2010-02-10 01:17 | その他のタワゴト

横着者・・・・・・

 パソコンですが……

 遅い!フリーズする!
 って、散々文句を言っていたのですが。
 これって、ウィルスに感染していたりして……よそ様に、感染させてはまずいかも、とか。
 一抹の不安も抱えていたのですが。

 解決しました。(^^;
 とある場所の、要らない画像データを削除して、少しだけ整理したら、めっちゃスムーズに動くようになりましたとさ。
 結局、お片づけをしない横着な私がいけなかったのさ。
 ごめん、疑って。
 ↑パソコンに向かって

 そうそう。
 ブログを書くときに、最初に手が止まる理由をひとつ発見。
 「カテゴリ」の選択に迷うから。
 って、最初に登録したカテゴリが、良くないのかとも思ったのですが。

 もともと、ブログにする前のタワゴト日記でも、ガラスネタは、ガラスのお話として独立させていたはずが。
 そのうち、タワゴト日記に、ガラスネタも書くようになってしまってたっけ。
 前振りして、ガラスの話をして、そこを別ネタも絡めて一般化して。
 なんて、これは、何の話やねんという書き方が多かったから、結構、分類しにくいんですよね。
 日常あり、コネタあり、ガラスのお話もあり、とんぼ玉の話もあり・・・・・・

 ホントは、カテゴリを1個選ぶよりも、キーワードで、関連する物を複数選択できるほうが、私は好きだなあ。
 日記の書き方が、こんなんやから。

 ってことは。
 カテゴリと、内容が少々ずれてても気にしない。
 より他のカテゴリの方が、適切な気がしても、気にしない。
 ということで、以降、カテゴリと、内容がいまいち不一致でも、気にせず、流してください。
 好き勝手、書くことにしました。
 ↑開き直っているよ(^^;

 ちょっと長文になりそうなネタで、書こうと思っているのがあるのですが。
 気付いたら、コタツの中で寝ている日々のため、気付くと時間がありません。
 そのうち、書けるか・・・・・・

 しかし、調子が出ない。
 全体の構成を考えた書き方になってなくて、思いつきの羅列になっている。
 文章の入力画面のイメージが違うだけで、こんなに脳ミソに影響する物なのか・・・・・・
 やっぱり、元の入力画面で入力して、コピーしようかなあ・・・・・・
 ↑くどい(^^;
# by glass-fish | 2010-02-04 00:37 | その他のタワゴト

この頃も、製作中

 しかし……
 ブログの編集のページで文章を書いていると、どうにも、調子が出ません。

 ブログのアップがあまりない理由には、いくつかあります。
 ①パソコン使用中、しょっちゅう、ソフトが動かなくなる
 ②ブログの編集ページが、以前の日記と違うので、気分が出ない
 ③他

 ホンマに、今までと、違うんですよ。
 ホームページビルダーのページで作文してから、コピーしようかなあと思うほど、調子が出ません。
 慣れというのは、怖い。
 と、文書の流れもぎこちないボヤキは、このへんにして。

 ふく蔵さんでの、恒例、春の展示会まで、2ヶ月あまりとなりました。
 って、数字を書くと、これまた焦る。
 で、明日、天気が良かったら、DM用の写真を撮ろうと思います。
 しかし、いざ撮ってみない事には、写真写りの良い子かどうかが分からないですからねえ。

 それにしても。
 もう、足元に火がついている頃なのに、こういう作品でよいんだろうか?とか。
 いや、これやめて、何か他ので、とか。
 不毛なことを考えるこの頃です。

 ひとつだけ良いことは。
 「つぼみ」を作る工程が、少し安定してきました。
 去年の今頃、つぼみのバラをせっせと作っていたのですが、あの時は、どういう訳か、そこそこ調子が出ていた。
 ところが、その後足踏み。
 バラのつぼみが4個入っている作品を作ろうとしたら、ま~、どうしてあの時作れたのかというくらい、不調になってしまいまして。
 4個の形や大きさをそろえるのに、ホンマに四苦八苦。
 こんなに大変なのに、何で、作品として発表してしまったんだろう、とか。
 こんなに大変では、あの価格で、今後出すのは不可能やん、とか。
 去年のふく蔵さんで買えた人は、とりあえずラッキーやったってことやろか、とか。
 思っていました。

 作れていたのに、作れない。
 これは・・・・・・

 冷静になって、考えてみた。
 というか、ま、経験則というか。

 なぜか?
 作れていたときと、何か、違うんだよ。
 ↑自分のことは、見えてない
 ↑↑教室で、生徒さんが、作れていたのに作れない場合は、大概、これなんだって、気付いたから

 どこが?
 で、どういう風に、出来上がりが悪いのか、考えてみた。

 形がボロボロなのは、ガラスを置く位置やサイズが、きれいに揃ってないからだ。
 じゃ、サイズをそろえるとする。
 落ち着いて、良さそうな置き位置を、ちゃんと探したとする。
 いい加減な位置にしか付かないというのの一因は、温度がベストじゃないからで、ベストな温度まで、きれいに温度を上げるには、焼き方をコントロールしなくては。
 しかし、そこまできれいにできたかと思えば、その後、形が崩れる。
 待てよ、その後、結構、作業温度が高めじゃないか?
 いい加減に温度管理しているってことで。
 コテなどを当てて、柔らかすぎるところの温度を下げてやらなきゃねえ。

 と、要因を、一つ一つ、洗い出して行った。
 で、コテを当てて、温度を下げるという工程をしていると。
 去年の作業のイメージを思い出してきた。
 体は、覚えているらしく、コテを当てている間に、記憶から、去年の作業イメージが引き出されてきた。

 ま、そんなこんなで。
 つぼみ作成が、かなり安定してきました。
 しかも、不調と言っていた間に、去年の今頃の作業ではやっていなかった部分も追加され。
 ちょっとは、上手くなったかも・・・・・・(^^;

 フィギュアスケートを見ていて、ジャンプが飛べないって話だと。
 以前は、成功率100%でで来ていたものができなくなったら、スランプ。
 でも、まだ、成功率が上がりきらないというのは、練習不足で、発展途上なんだろうなあと、思っていた。

 ま、つぼみに関して言うと、発展途上です。
 作って、作って、作るしかありません。
 持病の肩こりのため、根をつめて仕事をするほどの根性はないですが。
 ↑って、持病か?
 1年過ぎて、だいぶ作ったぞ~!

 という訳で、次のDM作品も、つぼみです。
 お楽しみに~
# by glass-fish | 2010-02-01 22:49 | とんぼ玉・ガラス

寄り道

 今日は、KCC三宮のとんぼ玉教室の日でした。
 いつも、時間に追われているので、そそくさと帰っていたのですが。
 ほぼ、初めて、寄り道をして帰りました。
 行き先は、「兵庫県立美術館」。
 阪神電車の岩屋駅が、最寄り駅です。
 ↑前にも、2度ほど行ったけど、遠いんですよ、駅から
 2月7日まで、「男鹿和夫展」をやっています。
 トトロなどの、背景を書いた人の原画展です。
 評判が良いと聞いたので、行ってきました。

 が、私は元々、会社員時代のクラブで油絵を描いていたにも関わらず、絵を見る忍耐力が、あんまりありません。
 過去、見に行って感動したのは、ルイス・C・ティファニーのランプシェード展などの、工芸関係で。
 絵画で感動したのは、東山魁夷さんくらい。
 日展とか見に行くと、意識が朦朧としてきて、フラフラになっているのがオチなんです。

 というか、入り口に、「入り口まで、何十分」と書かれたボードを見つけて、冷や汗。
 平日で良かったよ。
 入場まで、0分でした。

 さて、今日の展示会は。
 ふらふらしました。
 やっぱり。(^^;

 入り口は、「侍ジャイアンツ」からでした。
 なつかし。
 幻魔大戦とかもありました。
 入り口近くは、あまりにも人がたかっていたので、遠目に見て、スルーしましたが。
 幻魔大戦は、もうちょっと、ちゃんと見とけば良かった。
 人が多すぎて、引き返せませんでした。
 菊池秀行原作の、幼獣都市の背景の原画の前で。
 「ストーリーを知らないからね」
 と、おハイソな奥様連れが、話されていましたが。
 知らん方がエエと思うで・・・・・・(^^;
 私も知らんけど、原作者からして、ドロドロゲロゲロで血みどろの伝奇&バイオレンスじゃないかと思う。

 やはり、映画を見たものについては、共感しやすくて、楽しいものが多かったと思います。
 うんうん。
 知らない物語の背景でも。
 明るい夕焼け空と、その下の影になったところの暗さが対照的で、影の部分に、ウリ科の葉っぱが茂っている風景とかは、どこかで見たなあと、記憶とシンクロしました。

 不思議なもので、やけに引かれたのが、雨の風景でした。
 地面に水がたまっていて、向こうの景色が写りこんでいて、遠景は雨にかすんでいます。
 学生の頃、同好会の友人たちと出かけた悪天候の丹後半島で、雨と霧にかすんだ松林の風景の美しさに感動したのですが、その景色を思い出しました。

 出口で、図録を買おうとして、長蛇の列に、ぐったりでした。
 でも、1階のミュージアムショップでも、ポストカードと図録は売っていて、ぬいぐるみなどのグッズを買わないなら、こっちの方がエエやん。
 とりあえず、図録を買って、家に帰ってから、記憶を引き出すことにしました。
 なんちゅ~か、ヘタレな脳ミソで。
 気に入ったものだけをかいつまんで見ないと、強い印象を受けた、印象がぼやけるのが嫌で。

 疲れたけど、見ておいて良かったです。
 見てたら、水彩画を描きたくなりました。

 ま、ワガママを言わせてもらうなら。
 こんなにたくさんではなくて、2割くらいの点数が、もっとスカスカに展示されていて、客が少なかったら、尚良い!
 ↑ホンマに、身勝手やで(^^;
 私の脳ミソのキャパからして、多すぎです。

 ところどころで、絵の前に立って、深呼吸している自分に気付きました。
 ああ、脳ミソが、心地よいと言っているんだ。
 そういう時は、周囲が人だらけな現実も、すっかり忘れていたりして。
 そんなお気に入りが、いくつかありました。
 また、図録をゆっくり見ながら、反芻しようっと。

 あ、ひとつ、面白かったのは。
 背景画は、水彩なのですが、その上に、セルにセル用絵の具で描いたセル画が乗っかっているものが、だいぶありました。
 セル画のほうは、やはりアニメちっくなタッチなので、それが妙に装飾的に見えて、とんぼ玉に生かしたら面白そうなんて、ちょっと職業病な私の意識が登場したりして。

 世界には、水彩画の優れた作品がたくさんあると思うのですが。
 ここに描かれているのは、「日本の風景」で。
 日本人にとって、心の引き出しの中にある記憶と共鳴する風景が、たくさんあるのだと思います。
 それが、宮崎アニメに乗っかって、世界の人に見てもらえていることは、とても素敵なことに思えました。

 でも、疲れた・・・・・・(^^;
 ↑人混みに向かない田舎者なのだっ!
# by glass-fish | 2010-01-28 00:04 | その他のタワゴト

初弘法、と言うんだって

 昨日、1月21日は、東寺の弘法市でした。
 年明けの最初なので、初弘法というのだそうだ。

 雨でした。
 晴れたらいいなあと思いつつ。
 で、何でも、4つ足のキャンプに使うような屋根を使うのは、消防法で使ってはいけないことになっていて。
 今まで使っていたお店も、順次変更をしないといけないんですって。
 私たちは、新入りのため、禁止ですが。
 今日ばかりは許して~!状態で。
 テントを開いた状態で、商品の上に移動させたり、雨が上がったら、背後の空きスペースに押しやったり、前へ後ろへ、何度も動かした、忙しい日でした。(^^;

 今日は、お店が少なかったので、結構良い場所だったのですが。
 雨が降り出すと、人々が足早になって、なかなか見ていってもらえません。
 天気が良くて、お客さんが多いと、場所が端っこだし。
 毎回、状況が違います。
 売れるものの傾向も。

 お隣も違うので、毎回、へ~世の中いろいろあるんやなあと、感心することしきりです。
 お隣の、和服の古着屋さんは、外人さんが良く見に来られていたり。
 そろそろ、店じまいしようかという頃には、こんなこともあるんだなあというハプニングが、近所のお店で起こっていたり。
 ホンマに、東寺さんは、インターナショナルだなあ。
 毎回、知らない世界を覗いている感じです。
 いつか、場所が固定したら良いなあと思うのですが、こうやって場所が変わっている間にしか垣間見えない物もあるのかもしれないという気がして。
 商売とは別に、好奇心は、毎回うずうずです。
# by glass-fish | 2010-01-22 23:15 | お知らせ(展示会等)